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しないことリスト(実践編)

こちらは後編です。 前編はこちら

私のしないことリスト(R6.6現在)
<<家事>>
○掃除機をかけない
○洗った食器を片付けない
○トイレ掃除
○お風呂掃除
○バスローブを脱衣所に持って行く
○子どもたちの洗濯物干し&片付け
○朝子どもたちから声がかかるまで朝家事をしない。
○朝夕食の配膳

我が家では、これらの家事は子どもの役割にしています。
子どもがすることなので、長男次男が時と場合とそのときの気分で役割分担してこなしてくれています。
これだけでうちの子どもたちの自己肯定感は爆上がり中(現在進行形)!

掃除機(+床ふき)は月1-2回お世話になっているシルバーさんにお任せ。
子どもたちが友達を呼ぶときは、片付けから掃除機までの流れが前日作業として固定しています(私がやらない(できない)ことを子どもたちは知っている笑)。

食器の片付けは食器洗いが苦手な(不十分な)次男の自己肯定感を上げています。頼むと「しょうがないな~」と言いながらどや顔で片付けてくれます笑かわいい♡ 

逆に次男が好きなトイレ掃除はお任せ。トイレの蓋が外れることを自ら発見してからは、しっかり蓋を外して、悦に浸りながら掃除してくれています。トイレットペーパーの三角折りは、特に頼んではいませんが長男がすすんでルーティーン化してくれてます笑。はじめは清潔感を装うために雰囲気ではじめたようですが、今では主にトイレットペーパーを使う私(家族唯一の女子!笑)が使いやすいように配慮の気持ちでやってくれています。
引き出しやすいです。ありがとう!そして良い子や;涙。

お風呂掃除はほとんど長男がやってくれます。11歳の誕生日が来たらお風呂掃除大臣(お手伝いではなく常時のお仕事に格上げ。1ヶ月達成するとお小遣いが定額もらえます)になるといってくれているので楽しみにしています。長男は浴槽だけでなく床や壁も洗ってくれるので、浴室にも嬉しいです笑。私はサボり気味でした(^0^;) 

バスローブは、長男が産まれたときから使っています。お世話している間も身体が冷えなくて便利なので、今でも家族皆で愛用しています。だいたい二階の物干しにかかっているので、一番に入浴する人から指示を受けた人(長男か次男)が脱衣所まで運びます。ちなみに、"バスローブを移動する"というだけの省エネで感謝されるので人気の作業です。頼む前から移動してくれているときも多々あります。そんな時は、大袈裟に驚いて強めに感謝しています笑。

子どもたちが小学生になってから、自分たちの服は自分たちで干して畳むように伝えています。初めこそ反抗されましたが、自分たちで出来るまで成長したこと、できるのに、したくないならしない方法(服を着ない)を提示すると、渋々取りかかります。今ではそれぞれの得意・好きから、干し気味な長男と畳みがちな次男の構図ができあがっています(固定ではない)。

朝の声かけ制度は、朝活&睡眠が押し気味の私と、私より早く登校する子どもたちの中で自然発生しました。朝は最低限のこと(朝食と水筒準備)しか家事をしないので、声がかかってから行動しても間に合います。朝食は子どもたちのお腹の空き具合で加減するので、聞き込みをしながら用意。あまりお腹が空いていないと言うときはリンゴのみの時もあります。食事を残されるのが嫌なのと、次男は遅刻上等(時間を気にしない)で完食するので、朝は子どもたちの好きなメニューでぱっと食べられるものを常備しています。ふりかけごはん、おにぎり、パンケーキ、チーズトースト、コーンスープ、オニオンスープ、ナゲット、ウインナー、卵料理、温野菜、果物、ヨーグルト あたりの献立を回します。長男に限ってですが、登校時間に間に合うように朝は食事終了時間にリミットがあるので、その日の調子によって考えながら(長くゲームをしていたい)私に声をかけてくれます。

その他、ゴミ捨て(軽い資源ゴミ限定)や回覧版届けも苦なくやっています。ありがたい…!

なお、パパはパパにしかできない仕事と家事を『率先』して取り組んでいます。※『取り組んでもらっています』ではありません。家庭内活動は個人の能力によって平等に助け合うのが我が家のスタンスです。

※パパを家事に巻き込むポイント※ 
率先=自ら先頭に立って物事をすること。→私からの声掛けはしません。私は絶対にやらない(できない)ことと、パパが気になることを、責任を持って解消することを、長い時間をかけて共有するに至ったのが今のスタイルです。
夫との関係についてはまた別の記事で詳しくお伝えできればと思っています。

<<仕事>>
○医療職にならない
○身体介護・環境整備
○多忙になりすぎない仕事量管理
○残業はしない
○話しすぎない

病院で働く精神科ソーシャルワーカーは、医療従事者ではありますが、福祉職です。特に入院されている患者さんを患者さんとしてだけで見るのではなく、生活者としての視点を思い出してもらうような関わりを忘れません。外来の患者さんについても同じです。病気の治療をするために来院されますが、病気と生活は地続きです。医療以外の部分で関わりを続けていきたいと意識しています。

身体介護は業務ではありません。全くノータッチといった意味ではなく、食事介助くらいはします。
でも、その他の身体介助・身体介護はやりません。できないからです(食事介助もそうですが、しっかりやろうと思ったら専門的知識と技術が必要です。難しいです)。だからこそ、他職種への感謝は日頃から意識して伝えるようにしています。
福祉職として、患者さんのお話を聞いたり、一緒に時間を過ごしたりしています。

業務が意図せず重なることがあります。
担当患者についてや部署内の仕事は、同僚と協力してこなすしかありません。
最悪他部署に協力を仰ぐことはありますがめったにそうならないようにリスクマネジメントは常に意識しています。
他の、他部署からの頼まれ仕事は、受け持ち仕事の状況次第で責任を折半したりホウレンソウを徹底したり、本当にいっぱいいっぱいの時は事情を伝えて代わってもらったり、延期してもらいます。無理なことは請け負いません。頼ります。その代わりでは無いですが、勤務時間内でできることはやりますし(当たり前か)、時間があるときは積極的に患者さんと関わるなど他部署に協力して(るつもりで)います。

うちの職場はありがたいことに、どの職種も残業という概念があまりありません。定時で帰れるというのが求人ポイントでもあります。
なので、いつの間にか、残業=業務量過多 といったロジックがかすり込まれていました。というか、真面目にやっていたら終わる業務量を任されているといった認識です。大きなトラブルやどうしようもない時間外の時間指定があったとき以外は、定時で帰るように心がけています。
自分の家族ができてから、その傾向は強くなりました。

仕事をしていて取り返しがつかなくなるのは患者さんとの面談での余計な一言。言わなくても良いのに(同僚にはいい人だから言い過ぎると言われています💦)言った一言を覚えられて広められてと言うことがあるんです。患者さんは治療(私の場合は面談)にマジに取り組みますので見逃してくれません。生活を基盤にお話しさせていただくので、油断すると良かれと言い過ぎてしまう私。これからもしないことを意識していきたいです。

<<こころとからだ>>
○運動はしない
○○○し続けない
○自分が心地よい状態になることを我慢しない。

靱帯を悪くして整体にお世話になったときに言われた言葉。
"運動はサプリメント。食事はストレッチ”
スポーツジムに通おうとしていましたが止めました。
ストレッチで身体の巡りを良くする。
ラジオ体操で全身を動かす。
ウォーキング(早歩き)で気分転換をする。
胸式呼吸を意識する=正しい姿勢を意識する
正しい歩き方をする
運動はしないと決めたことで、日常の消費カロリーは増えたと信じています。

悲しいかな人間は、○○し続けるとそれを感じなくなるようにできています。忙しすぎると忙しいことに慣れる。無理をし続けていると無理することに慣れていく、といったように…   その結果、身体を壊します。
○○し続ける期間が長いほど、心身は蝕まれ回復に時間がかかります。
だらだらし続けたり寝続けるなんてのも危険信号。なんにでも当てはまります。定期的にこころとからだに意識を向けること、蔑ろにしないこと、労ることを心がけます。意識するだけではなく、定期的に時間とお金を使います。何をするにも身体が資本だからです。

子どもがいたりある程度社会的地位が高くなっていくと、自分以外を優先しがちになる期間が出てくると思います。何事もバランス。相手を思いやったり相手の考えに寄り添うことは大切ですが、同じくらい自分を主張しても問題なしです。日本人は特に、思いやりと察する文化が発展していますので、周囲に合わせがちな人種です。なので少しぐらい主張しても世界的に見たらまだまだ控えめです。と、考えます。また、異なる視点=自分が相手にそれをされたら(言われたら)どう思うかを考えて、「お気になさらず!」と言えることだったなら口に出してOK。ほとんど口に出せることだと気づくはずです。
小さな我慢、大きな損失。小さな勇気、大きな利益。です。

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今後もしないことリストのさらなる充実を目指すことで、自分や周りの自己肯定感を高く保つことに貢献したいと思っています^^

皆さんもしないことリストの活用、お試しあれ♪



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