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起業までのステップ その6 「攻め編」覚悟を決めて実行する

8月も終わりだんだんと秋の気配を感じるようになってきました。
気がつけばnoteを始めてから1ヶ月が経過し、習慣となりつつあります。
何事も継続は力なり。だね!

さて、前回までの記事はマガジンに登録しています。
この記事から見ている方はぜひ最初からご覧いただければ幸いです。

今回は、起業までのステップその6として「覚悟を決めて実行する」を解説します。

結論は、リスクヘッジもしつつ、覚悟を決めて飛び込もう!めちゃくちゃ大変だけど、やれば誰にでもできてしまうだ。

前回までで守りも固め、やりたいことをスモールスタートではじめて計画もある程度たった!という段階まで来た訳ですよね。

それでも、

いや〜、ついにできそうな段階まで来たけど本当にできるのか?
もし失敗したら家族はどうする?

って将来が不安になって一歩を踏み出すハードルってとても高いと思う。

ここで最後に一歩を踏み出す勇気を持つために背中を押したいと思います。

それでは解説していきます!

自営業・経営者になるにあたって

サラリーマンや公務員と自営業のちがい

まず、自営業になるにあたってみんなには今の生活と大きく異なる点があることを知って欲しい。

以前の記事でサラリーマンや公務員は大体の給料が毎月保証されているけど、自営業は毎月の収入が不安定という話はした。

でも、それ以上にもっと大きな違いは

サラリーマンや公務員は先に貰う(take)が、自営業は先に払う・与える(give)

という考え方です。
ギブアンドテイクという言葉がありますが、サラリーマンや公務員は身分・権利・収入・信頼・仲間などを先にもらって仕事をしています。
自営業では、そういったものは自身の活動の後についてくるんですね。

だからまずは自身の活動(事業)を通して、多くの人に満足感や幸福感を与えた結果として信頼を得て仲間ができたり、収入を得たりできる訳です。

この考え方をよく覚えておこう!!

サラリーマンや公務員と経営者のちがい

また、以前の記事でサラリーマンや公務員と経営者では自身の責任や決定権の違いがあることを触れました。
ここでさらに伝えておきたいことは、

権利を主張するのはサラリーマン思考であり、経営者は義務を果たさなければならないということです。

会社員時代を振り返ってみると、労働時間や休み、給与など待遇面で不平不満を言ったり自身の権利を主張する人がとても多かったです。

でも経営者になれば、そんなことは言ってられません。
常にお客様に喜んでいただくことに努めなければなりません。先ほどのgiveの話ですね。

ちょっと体育会系になるけど、自身の労働時間、休みや遊び、ゆとりのある時間を最優先しているようでは経営者としては難しいと思う。
僕も1日19時間労働とか普通にするし、1日1食の日もあります。

Youtubeとかでよく見る人生ラクそうな経営者も、裏では多分めちゃくちゃ仕事しているだろうし。
実際にラクができている経営者でも、自分があまり関与せずに事業が進んでいくために従業員を育てたり仕組みを作ったり苦労をした結果なんだと思う。

だから「経営者になってラクに生きたいわ〜」はもっと先の話。
当面はサラリーマンよりめちゃくちゃ仕事しなければならないということを知って欲しい。

その代わり、好きなことを他人の言うことを聞かず自分の思い通りできるんだからサラリーマンよりも楽しいし、やった分だけ結果(収入)として返ってくるゾ。

"スモール"を一生続けても生業にはならない

以前にまずはスモールスタートではじめてみよう!と伝えたが、
当然ながらずっとそのままでは、生業としては難しい。

どこかで生業にするための大きな一歩を踏み出さなければいけない。

飲食店を例に考えてみよう。
同業でもイベント出店だけのお店って世の中に無数にあるんだけど、店舗を持たずにイベントやオンラインだけで商売するって結構大変。

みんなは、
イベントだけに出店する大好きなお店があって、イベントのたびに毎回わざわざ買いに行くことがあるだろうか。
または、オンラインだけのお菓子屋さんの配送便を毎週買ったりするだろうか。

お店で提供するものも、イベントやオンラインで提供するものも、食べるものとしては同じものだよね。
じゃあ、店舗があると何がいいか?

僕が考えるに、お店があれば自分の気分を上げる・友人と時間を共有できる"場"になったり、お出かけの目的地になったりする。
だからお店が持つ"場"の意味は大きいと思う。

そもそも飲食店では、「美味しいが一番大事」という大前提はありつつも、その「食べる時間を誰と過ごすか?」や「どこで食べるか?」などの環境で味の感じ方もかなり変わるんだよね。

だから僕たちはお店という"場"を持ってなければ、お客様に毎週のようにリピートいただくのは難しいと考えた。
事業計画を書けば分かるが、リピートがなければ生業としては難しいよね。

そんなふうに考えて、僕たちは今のお店を「一人で来ても気分が上がる空間」、「友人と来たくなる空間」「遠くから旅の目的地にしたくなる空間」に設計した。

建築工事という大きな出費はあったものの、僕たちが考えた"場"を愛していただけるお客様に支えられている。

何が言いたいかというと、いつまでもスモールを続けていても大きな成果(take)は得られない。どこかで覚悟を決めて投資(give)をする必要があるということです。

一歩を踏み出すための環境づくり

おお…、なんか大変そうやな…。俺にはちょいと無理かも…。
って思った人も大丈夫!

ここからはみんなやっていけるような環境づくりと考え方を伝えたい。

小さな暮らしを徹底する

なるべく普段の生活にコストをかけない暮らしをしていれば、未知の生活に飛び込むハードルが下がる。
なんてったってカネがなくても生きていけるんだからね!!

詳しくはこの記事を参照ください。


ダメなら戻れるくらい今の仕事を頑張っておく

起業してうまくいかなかった時、別に人生が終わるわけではないのよ!

ちょっと自分には無理でした、テヘペロ♪

みたいに今の会社に戻って来ればいい。または転職して会社員に戻ればいい

僕は東京の会社(営業職)を辞めた時に、
自部署の上司から「戻ってきてほしくはないけどいつでも戻ってこいよ」と言ってもらえたり、冗談かもしれないが他部署の複数の役職者からも営業部門に戻れなくてもウチに来いと言ってもらえた。

また、営業だったので取引先からも「なんかあったらウチで雇ってやるから〜」と言われていた(これこそ冗談だと思うが)

別に自慢をしたいのではなく、起業したいと思うならこれくらいのリスクヘッジはしたほうがいいと思う。
こんなふうに言ってもらえると、「まあ5年挑戦して無理でも、どっかしらで年収500〜600万円くらいの会社員には戻れそうだな〜。そしたらとりあえず生きていけるな〜」と思えたんだよね。

だから今の仕事を頑張って、引き止められるくらいになって起業するのがいいと思うゾ。

身銭を切ってやる

今、サラリーマンのみんなは少しずつ役職者になったりして大変な思いを感じているはずだ。

夜遅くまで残業したり、休日に仕事をしたり…もあるだろうし、そもそも満員電車で通勤したり後輩や部下からの突き上げがあったり、現場と上司や会社との板挟みになったり…と何かしらの仕事のプレッシャーを感じながら頑張っていると思う。

正直、その頑張りを起業してからも続けていければ全然やっていけるぞ!!

ただ、頑張りを継続するためにも身銭を切ったほうがいい

僕らの年代でよく聞くケースは"先輩と一緒に会社起こした"とかで別の人の資金で一緒に経営したり、結局は雇われの身であったり。

別に否定はしないが、結局必死にならないでしょ、人のカネだと
自分がめちゃくちゃ頑張って貯めたお金を使うからこそ、無駄にしたくないし苦しくても必死に頑張るんだよね。

自営業だと自分が何でも決めれるからラクな方に流れるのも早いのよ。
「本当は〜がいいけど…、まあ面倒だしこれくらいでいいか」みたいな。
僕たちは弱い人間だからね、身銭を切ってないとなおさら流されていく

以前の記事で触れたが、妥協や怠惰を積み上げて経営を続けられるほど甘くはないんですね。

時代にそぐわない個人的な精神論だけど、僕は自分が何年もかけて努力して貯めたお金がどんどん消えていく、「あの2度と経験したくないストレスと不安、苦しみ」を経験して開業した人じゃないと結果は出ないと思う。

その経験をした人だから覚悟を持ってやってると思うし、信頼できる。
経営者や独立した人の中でも、心を開いて話ができるのは同じ経験をした人だけだと思っている。
ちなみにそういう人は、なんというか…、顔つき?話し方?オーラ?なのか覚悟の違いが見た目にも現われている気がする。

だから、身銭を切ってやりなさい。ということがよく言われるわけです。


はい!今日はここまでです!
今までの記事で触れてきたことを改めてまとめてみました。
ちょっと精神論の部分が多くて伝わりづらかったかもしれないけど、大事なことだと思っています。

そして開業から数ヶ月の僕が伝えられる生の経験はここまでとなります。

起業までのステップとして7番目に挙げた「実行しながら修正していく」は僕も現在取り組んでいることなので、もう少し経験してから伝えていきたいと思う。

なので、起業したい友人に向けて、最後にメッセージを送ります。

いつか起業・独立したい友人へ

これまでのステップを踏んでリスクヘッジを十分に行えば、あとはやってみるだけ!
何事も最初からゴールまで真っ直ぐの正解の道なんて分からないんだから、とりあえず進んでみるしかない

年齢を重ねていくと先が見えない道を進んでいくよりも、なんとなく先が想像できる道を進んだほうがラクなんだよね。これまで経験したことも活かせるのがわかってるし。

でもたった一度の人生、先が見える道はつまらないっしょ!!
やらない後悔よりやったほうがいい、やって後悔するような経験もまた次に活きるもんよ。

僕がnoteをはじめたのは、本当に友達と面白い生き方をしたいと思っているから。友人と好きなことで楽しく生きて、また銭湯に入って、酒を飲みながら将来の夢を語りたいのよね。
そのために自分の状況・体験とか考えをnoteで発信することにした。

僕は今まで格好よくなりたくて、たくさん上辺だけカッコつけてきたけど、最近は何事も一生懸命にやっている人が本当に格好いいと思う。
そしてそういう姿を将来の子どもにも伝えたい。

30歳を迎えた僕は、そんな格好いい大人になりたくて、共感してくれる友人と楽しく生きたくて、一生懸命生きています。

というわけで、今後もnoteには引き続き近況も綴っていくけど何か思うことがあればぜひ連絡を待ってるし、お店にも遊びに来てほしい。

そしてここまで読んでくれてありがとう!!
また近々、飲みに行こうな!!

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