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衝撃と不安。

「安倍晋三元首相が死去。」

声に出して驚く程信じられなかった。
銃撃を受けたということも。

一瞬頭が真っ白になった。
とても信じられなかった。

徐々に日本という国に対する不安感が襲ってきた。
日本で元首相が銃撃なんて。暗殺なんて。
今私は歴史の1ページに刻まれる瞬間に生きているという実感も。
政治家の暗殺は、日本史の教科書の中の話だと思っていて。

ただただ衝撃だった。

私は特に安倍さんのファンでもアンチでもないけど、
小学校から高校の間のほとんどを彼の政権下で生きてきていて、
いいも悪いも抜きにして、私たち世代の中では日本のリーダーは彼だという意識が根強いし、政治家の中でも近い存在だったと思う。

そんな人が、この時代に暗殺される。
この日本で。

彼を銃撃した人(もしくは人達)の行動は決して許せないし、安倍さんが亡くなったこと、殺されたことへの悲しみとか、日本の要人が暗殺されたことへの恐怖もあるんだけど、
それだけじゃない漠然とした不安が重くのしかかってる感じがある。

それは安倍さんが亡くなったから生まれた気持ちではない。

ただ「またこの感じか…」と一時忘れてた感情をまた引き起こされた感じ。

コロナとか災害とか戦争とか、その感情を呼び起こされる機会は令和に入ってから何度もあった。
今回も同じ。
漠然と将来に不安要素しかないように感じてしまう感じ。

感情を思い出すスパンが短いという印象。

それだけ世間の情勢がここ最近逼迫しているのか、
もともとこういう世界だったことに気付かなかっただけか、
前は若くてどうでもよかったからか。

この感情の原因はきっとひとつではないけれど、
そろそろ私たち世代は本気で自分たちの将来を見据えて行動しないと(もしかすると手遅れかもしれないけど)、社会の担い手になる年齢に達した頃死んだ目をしながら生きてるかもしれない。

もう今年に入ってからだけでも、立ち止まって考える機会は何度も与えられてる。

人の死を正当化してるように捉えられそうな発言は、本当はいけないと思うけど、彼の死によって、日本に生きる人がもう一度自国の在り方とか、自分がどう生きたいかを考えるきっかけになってほしいと思うし、私自身政治とか社会情勢とか勉強して考えたい。

だから、みんなで投票行きましょう。


ご冥福をお祈りいたします。

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