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ミニマリストになったわけ。

私は、昔からミニマリストだったわけじゃない。

小さい頃、子どもが3人いたからか割と物は多かった。両親共に物を大切にする人なので、タオルも長く使っていたし、食器もたーくさんあったし、各部屋に本棚がいくつもあって本がぎっしり入っているし、冷蔵庫の中も常にぎゅうぎゅう。でも、それが当たり前だと思っていた。

そして、いつも誰かが探し物をしているような家庭だった。「お母さん、あれどこ?」「ねぇ、誰か〇〇見なかった?」「⬜︎⬜︎がない!」そんな言葉が1日中聞こえる。でも、それが当たり前だと思っていた。

学生だったある日、日本人は探し物にとんでもなく長い時間を使っている、というようなデータ(数も情報源もうろ覚え)を見て愕然とした。
これ、私だ。
「時間の無駄だ…。もったいない。どうにかしないと。」と切実に思った。これが、最初のきっかけ。

大学時代。初めて一人暮らしをした。お金がないから、お皿一枚、カップ一つでもうんと悩んで買う。ほんの少しの大好きな物だけに囲まれたとっても小さな暮らしになった。すると、逆に心地よく、探し物を全くしなくなった。
私の理想の暮らし方はこれだ!と思った。

それから働き始めた。ずっと夢だった大好きな仕事に就いたけれど、いわゆる感情労働なので疲れも半端ない。
家がどんどん散らかっていく。服をバンバン買ってしまう。疲れが取れない…。

結婚し、産休・育休に入ると、ストレスフリーになり一気に自分の時間が手に入った。子育ても、大変だけど楽しくて毎日幸せだった😊

そこで「自分軸」に目が向くようになり、さらにスッキリ暮らせるようになった。

旅行に行く時の荷物はコンパクト。家族で行く時は、一人一人が自分のリュックに荷物を詰める。

家族4人での引っ越しは、車2台分の荷物で終わり。その日に荷解きを終えて、次の日から普通の暮らしが始まる。

化粧品も、各パーツに一つずつ。無くなったら買う。

趣味はランニング、ウォーキング。シューズとウェアと道があればできる🏃‍♀️登山も大好き。ギアは一つずつ持ち、大切に使う。

私服の制服化もほぼできている。とても少ないけれど、どの服も大好き。

こんな暮らしを、味気ないと思う人もきっといる。その気持ちもよく分かる。だから、「その人に合った暮らし」をすることが1番幸せだと思う😊

明日も素敵な日になるといいね🎵

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