見出し画像

ワーホリ前にやらかす奴②

念願のカナダへの渡航が
コロナのおかげで延期になり5日目。
いまだに咳が治まらず、
いつ出発できるかわからず立ち往生中だ。

そろそろ病院で処方された薬も切れて来た。
また病院に行って薬をもらってこよう。

とりあえず喉以外の調子は回復した。
あとは喉さえ治れば出発できる。

さっそく、病院に予約だぜい!
と思った瞬間、

「あ」

あることを思い出した。



医療保険、切れてるんだった、、、



すっかり、忘れていた。

海外転出の手続きをしたので、渡航日の翌日から医療保険が完全に失効しているということを。

(1年以上の長期で海外に行く場合、原則、市町村に海外転出届をして住民票を抜く手続きをする必要がある。住民票を抜くと、国民年金や国民健康保険、住民税の支払い義務はなくなるが、その代わりその期間中は健康保険などの制度は使えない)


保険が効かない、、、

医療費は3割負担ではなく、10割負担、、、


フルマックス負担である。


例えば、保険が効いたら3000円のところ、
今ならなんと10000円!





、、、、、、







つらい。

えぐい。

すでに渡航キャンセルで航空券の9万円をパーにしているし、また新たに航空券も購入しなきゃいけない。

それに25日から入居予定だったホームステイも
払い戻しがきかないので、延期になる日数分は完全にお金がパーだ。


もうそんな、お金ないよ、、、、

やっぱ病院やめとこうかな、、、

でも行かないと薬もらえないし、、、

どうする、、、おれ、、、

そう思っていた矢先、同居の親にも
コロナの症状が現れ、病院にかかることに。
(たぶん僕がうつした)

ちょうどタイミングが良かった、
というとアレだが、実際、そうだった。
病院で薬を多めにもらってきてほしいと親に
頼み、なんとか薬をGETすることに成功。

親の協力のおかげで結局、多額の医療費は免れた。

とりあえず、一件落着。

この件で、一瞬「なんて自分は運が悪いのか」なんて思ってみたりもしたのだが、よくよく考えてみれば、渡航日以降に保険が切れることをちゃんと覚えていなかった自分が悪い。
最初の診察で病院からもらった薬の量では、あとで足りなくなることは始めから分かっていたのだから、保険が効くうちにまた診察を受けに行き、余分に薬をもらうことだってできたのだ。
薬が切れるまで呑気に構えていたのがそもそもの失敗である。

ちゃんと先読みして動かなかった自分が悪い。
自業自得。
「運が悪い」のではなく、「お前が悪い」

先が思いやられる今日この頃である。

****


読んでくれてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?