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除草剤、農薬、私は何と戦っているのか…

家庭菜園。せっかく無農薬で作っても、人間の口に入らなければ意味がない。

今年は、この地域でカメムシが大量発生している。果物農家さん、野菜農家さんは、いつになく薬を撒かざるを得ない状況だ。

折角の家庭菜園。
薬は撒きたくないと思って、ペットボトルにカメムシや害虫のテントウムシを捕獲していた。潰す人も居るけど、さすがに出来ない。が、結局は始末するんだから同じだ…(⁠ ⁠・ั⁠﹏⁠・ั⁠)

↑↑
カメムシ被害に合うと、キュウリはこんな風にデコボコになってしまう。形だけ悪いなら問題ないが、カメムシは刺して吸うという荒業を成し遂げる。よって、中は穴が空いている。穴だけなら問題ないように思うが、そこが時間と共に茶色くなってくる。

農家さんが薬を撒けば撒くほど、我が家に来ている気がする…。カメムシは強い。弱々しい我が家の薬くらいではしなない。どうせ効かないから撒いていない。

実母は葛藤していた。キュウちゃん漬けや古漬けを作りたくて困り果てていた。薬を撒くか撒かないか問題。どうすべきなのか…。

ミョウガ

私は、それならば今年は諦めようと言った。畑には、害虫を狙うカエルやカマキリやトカゲなど沢山の虫達もいる。その子達を犠牲にしてまで、漬物は必要なのか?別に売りもんじゃああるまいし。

答えは「必要」。マジかーい!そんなに大事なのかーい( ;∀;)

一晩寝ずに考えた。←嘘。
私は執着しているのか?無農薬にこだわり過ぎているのか?0か100かで考え過ぎているのか?グレーゾーンはこの場合どうすればいいのか?考えれば考える程眠れなくなった。←これも嘘。

うちは田舎だ。無駄に土地が広い。旦那1人では、草刈りが追いつかない程、今や草ボーボーだ。前は私がたまに除草剤を撒いていたが、今は撒いてない。

私は長年ハートを閉じて生活していた。勿論、無意識に。エンパスだった私は閉ざさないと生きていけなかった。繊細過ぎると生きづらい。
↑らしい。

ハートが開き始め、繊細さが顔を出してきた。除草剤を撒いた草がやけに悲しそうに見えた…。私が枯らしたんだ…。薬を撒いている事にも罪悪感を感じるようになった。それから、除草剤をやめた。友人が「熱湯をかけたらいいらしいよ」と言ってきた。この広さ…。熱湯…って…。それに、枯らす事には違いない。

一気に旦那が大変になった。
刈って刈ってものびる草に追われていた。

ふと外を見ると、旦那が除草剤を撒いていた!さすがにこの暑さの中の草刈りに、疲れ果てたのだろう。

除草剤…
農薬…

手放す時が来たのか?いよいよこの時が来たのか!?薬を悪とみなし、私は1人何と戦っていたのかい?い??
何なんだ。。さすがに、くだらな過ぎて笑えてきた。実母が撒くと言ったら撒こう。簡単な事よ。

こんな事に熱くなる自分がいる。
でも結構好きだったりする今日この頃です。



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