都田のバックスタンドに初めて座った話/こうなりゃエコパを埋めて勝つしかない(第26回JFL第24節・Honda FC対ヴェルスパ大分)
Honda FCパンピーファン、芋を掘る
えー。唐突ですが、Honda都田サッカー場で、芋を掘って来ました。と、書くと「はぁ!?」と言われそうではございますが、どういうわけかHonda FC、昨年からスタジアムの裏手に小さな畑を抱えておりまして(以下証拠ポスト)。
このたびそちらでさつまいも掘りイベントをやるってことで、パンピーファンにもかかわらずお邪魔してしまいました。なお証拠映像はあいも変わらずありません(あのさぁ)。
まあその辺は置いておきまして。筆者もそこそこお芋を掘って、短時間ながらも満足できたイベントとなりました。気分も良かったし、このまま勝てたらなおのことハッピーだったのですが……
痛恨の引き分け
えー。今回は結果から言ってしまいます。0-0。引き分けでした。いやね。たしかに点を取られないのは良いことなんです。特にDF人に怪我人が出ている状況下では。ザルはザルで、めちゃくちゃ困りますので。
だけどこう……点を取れないってのは心に来ます。いや、最初の方のチャンスで取れていれば、って試合でもあった気もしますけども。やはりゴールが決まるのが一番盛り上がる瞬間で、点を取らないと試合にも勝てないわけです。
だったら、多少殴り合いになってでも、攻撃に力を割いて欲しい。素人ながらに、そう思ってしまうのです。特に個人的な印象として、Honda FCってのは攻撃力のチームだと思うのです。だからこそ、ゴールが見たい。ゴールを決めて無事勝って、皆が喜ぶ姿をこの目で見たい。たとえ力及ばず敗れるにしても、点の取り合いのほうがまだ「く~! どこかでもう一点取れていたら!」と悔める。そっちのほうが、まだ健全……な、気も? するのです。ポジティブな悔しがり方、とでも言いましょうか。
ともあれ。今年は優勝争いに加わる可能性が厳しいこともあってか、X(旧Twitter)を見てるといろいろな言葉を見受けることがございます。それらを見てると、ときに凹むこともございます。いや、まあ。皆思うところがあって物を言うんですから、強くあって欲しくて物を言うんですから、至極当たり前の話なんですけどね。わざわざ見に行っている筆者が、多分悪いのです。
そして恐らくではあるのですが。一番必死なのは絶対に選手当人、続いて監督コーチ他の首脳陣だと、筆者は思うのです。彼らこそが、きっと現状を一番もどかしく思っているはずなのです。そのエネルギーが、どこへ向かうのか。筆者としては願わくば、勝利のための団結へと向かって欲しい所存です。その先にこそ、かつての栄光、4連覇時代への回帰が待っていると信じたいので。とにかく今はそのために、シンプルにサッカーを積み上げて頂きたく思います。ま、個人の意見ですけども。サッカーって、見てるだけでも難しい気がしますし。
バックスタンド潜入録
さて。都田ことHonda都田サッカー場には、ゴール裏というものがございません。これは敵味方同様です。じゃあ応援団はどこにいるんだと言いますと、バックスタンドの両極に陣取る形となります。今回筆者は、そのバックスタンドに踏み込むことを決断いたしました。まあ、第一感想は「暑い!」だったんですけどね(ぇ)。ちょっと気温が高かった。
そんなどうでもいいことはさておき、90分間をバックスタンドで過ごしたわけなんですが……なるほど。ほとんどのことは(選手の交代とかもね)メインスタンド向けに行われているわけですから、そりゃあ若干の置いてけぼりはあるっちゃああります。
ですが、それを差っ引いても迫力はメインスタンドに引けを取りませんでした。ついでに言うと応援団のそこそこ近くに陣取ったので、いつもよりも音量が凄まじかったです。いや、応援団の方々も物凄く頑張ってます。マジで。メインスタンドで聞いてるよりも、より多くの声が聞こえてきました。多分アウェイへ積極的に赴いている方もいると思うので、すっごい熱量だと思います。筆者はまだまだです。あと時々太陽がキツかった。
そして最後の大ピンチ、相手に与えたフリーキック。大人しく、悪目立ちせずに応援していようと思っていたのに、ここばかりは思わず声を出してしまいました。うるさかった方には、誠に申し訳ありません(多分そんなことはない)。そんなこんなで、バックスタンドの話はこの辺で。そして。
こうなりゃエコパを染めて勝つしかない
何度でも言います。来る10/19(土)13時。Honda FCがエコパ(小笠山運動公園)で試合をします!
相手はあのキングカズ――三浦知良選手を擁するアトレチコ鈴鹿クラブ(旧鈴鹿ポイントゲッターズ)。まあ要するにめちゃくちゃ観客が集まりそうなので都田開催ではないわけではありますが……筆者としてはせっかくならエコパにめっちゃいっぱいの観客が来て欲しい! と、思うわけでして。蛇足ながらに、ここに記載しておくわけでございます。エコパを、赤く染め上げようぜ! なんなら5桁とか行って欲しい! ほんとに! だってサッカー王国ですからね。マイナーの底力だって、見せてやりたいものです。いや、見せたい!
そして! なんといっても勝ちたい! 勝たねばならない! いや、本当に。順位とかそういうのは脇において、ここでHonda FCがHonda FCたるを見せられなかったら、もう今年は終わったとしか言いようがないかもしれない(杞憂)。こっから首位栃木シティ、2位高知ユナイテッドSCと戦いが続く流れにも、波に乗って進みたい。まだまだ2024年のJFLは続いている。そんな気概を持って、Honda FCには挑んで頂きたいと思います。
皆様、何卒、何卒。10/19はエコパへと、ご参集くださいませ(平伏)。
それでは、エコパでの観戦記でまたお会いしましょう。