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Honda FCファンの記録(JFLの話など)

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Honda FCファンが綴る観戦記とか、雑感とか。
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#サッカー

「Honda FCである」ということ(第26回JFL第11節・Honda FC対ヴィアティン三重)

注意:今回の記事はいつもに増して個人的な意見の塊となっております。ご承知おきの上、お読みください。 なお、試合スケジュールの都合上、過日に試合を消化したフットサル、記録更新期日を迎えたダイエットの記事よりも先に投稿することをお詫び申し上げます。 10節を終えて。上り調子JFLもいざ始まれば早いもので、全30節のリーグのうち、1/3が終了した。 我らがHondaFCは現在高知ユナイテッドSC、FCティアモ枚方に続く3位につけており、いよいよエンジンが掛かったかなどと言われつ

検証:38歳独身男性はHonda FCと出会って幸せになったのか?

すなわち、自分語りと感情の動き……である。いつもの記事(参照は下記)では、事実を重要視してそこに感想を載せていくので、どうしても私の感情が見えにくい、という難点がある気が勝手にしたのだ。 いや、別に試合結果に対して喜んでいない訳でもないし、悲しんでいない訳でもない。ただただ、読んで下さる方に対して見えていなくては、それは書いていないに等しいのではないか? そう考えたのだ。 そんなわけで今回は、改めて今までの観戦歴を振り返りつつ、自分が幸せになっているのかについて検証する。そ

きっと選手たちが、一番わかっている(第26回JFL第8節・Honda FC対クリアソン新宿)

7節を終えて。土俵際第7節。6連勝中の首位・高知ユナイテッドSC戦。それは、悪夢と言っても過言ではない結末だった。早い時間に先制しながら、逆転を許す。終盤必死の攻勢を見せるも、あと一歩が届かずに敗北。口惜しい限り。口惜しすぎて、現地観戦ではない(高知は遠いのでネット観戦していました)のに、つぶやきまで残してしまった。 なにはともあれ、優勝を目指すのであればいよいよ正念場である。首位の勝点21に対して、Honda FCは未だ勝点9。単純計算で4勝差がついているのだ。しかもH

JFLにあっては王者の如く。Jに対しては勇者の如く(私がHonda FCに望むこと)

JFLにあっては王者の如く 2019年9月25日。そのニュースを見た私は「凄い」と思った。 「Honda FC、2-0で浦和レッズを破る」 Honda FCがいかに強いとはいえ。浦和レッズがいかに調子を落としているとはいえ。天皇杯ゆえにターンオーバー(メンバーを落として調整すること)もあったとはいえ。 それでもJリーグ屈指の強豪チームに勝てるのか。天皇杯ベスト8なんて所業ができるのか。あまりの驚きが、私の眼を開かせた。Honda 都田サッカー場へと、足を運ばせたのだ。 あれ

光明。されど曙光。/パンピー、PKを蹴る。 以上2本でお送りします(第26回JFL第6節・Honda FC対ミネベアミツミFC)

5節を終えて。現況JFLもはや6節。全試合の1/6が消化された。しかしHonda FCの状況が芳しくない。たしかに、近年のHonda FCはスロースターターである。去年に至っては5節終了時点で1勝2敗2引き分け、勝点5だった。今年は1勝1敗3引き分け。勝点6。まだマシ、と言えばマシとも言える状況ではある。 だが、コトはそうも言ってられないほど風雲急を告げている。ここまでHonda FCは得点2。内1点はオウンゴール【いわゆる自○点】だ。つまるところ、Honda FCの原動

理想と、現実。耐えろ。食らい付け。(第26回JFL第4節・Honda FC対レイラック滋賀)

3節を終えて開幕まではあれほど待ち遠しかったのに、いざ始まってしまうとはや3節終了である。光陰矢の如しとは、まさにこのことであろうか。いや、中国の方もこんな例えには使われたくないだろうけど。 ともあれ、いざ走り出せば早いもので、全試合の1/10が消化された。 私の愛するHonda FCは、この時点で1勝2分。勝点5。得点2(内1はオウンゴール【いわゆる自○点】)、失点1。悪くはないというのが、私視点の感想だ。特に失点が少ないのが良い。得点力が今ひとつなのは気がかりだが、失

J3とJFL、二人の関係~ver2024~

参照記事今期JFLの構成図いよいよ今年も、JFLが始まった。そして早くも第3節が近付いている。まだまだ全30試合の1/10も消化していないが、去年とはまた違った様相を見せつつあり、興味深い展開である。 さて。JFLに所属する以下16チームの内、なんと11チームがJリーグへの参入(将来的なものも含む)志望勢である。J3ライセンスの有無や、参入への環境構築ができているかできていないか、という違いはあるものの、上(便宜上表記)を目指していることには変わりない。 (参考)今期JF

また今年も、喜びを。(第26回JFL第1節・Honda FC対ソニー仙台FC)

時、来たれり。されど常にはあらずして2024年3月10日。また今年も、この日がやって来た。JFL、開幕である。そりゃ時が過ぎれば来るんだから、「毎年当たり前だろう」と思うかもしれない。 だが4年前、2020年はあの流行病でいつ開幕するのかさえおぼつかない事態となってしまった。JFLは結局1回総当りでの開催となり、7月まで開幕が延期されてしまった。 その後、昨年までは政府の方針などもあり、真の意味で万全な状態での開幕戦とはいかなかった(コロナの5類化は5月)。そういう意味でも、

JFL開幕によせて(Honda FCファンの自己紹介とか)

後3日(執筆開始日、3/7時点)である。 ……と急に言われても「なにが」って話になりますね。当たり前です。まだ私――OYGは何の話も始めていません。それはこれからです。 そんなわけで。はじめましての方ははじめまして。私は「OYG」と申します。Honda FCのファンとか、スポーツ観戦者とか、ダイエッターとか。まあ色々とやっています。記事一覧はこちら。 まあそんな中で、今回は「Honda FCのファン」という部分についての自己紹介をやっていこうかと考えています。なぜかって?

JFL、全日程発表! Honda FCの山場はどこだ? 新体制発表についての雑感も

新体制発表について 他のスポーツの話題が増えるこの時期ですが、私の本命ど真ん中はあくまでもサッカー、そしてHonda FCです。 ……と、意思表示をしたところで、いよいよ私が応援するHonda FCも正式にエンジンが始動して参りました。まずは去る2/1に新体制の発表が行われまして、今季も無事に4人の大卒新人を迎え入れました。 これについてはまあ……私が視界を広げ切れぬ故に、詳しいことは詳しい方に語って頂く他ないのですが、まず大卒のみとなったのは、結局高卒の育成は余程の大器

好きだからこそ、言いたいこともある(Honda FCに向けての改善願望)

注意事項(言い訳とも言う)筆者はHonda FCのにわか浜松市民ファンであり、Honda FCの内部事情を知るわけではありません。また、Honda FCが実業団チーム――事実上本田技研工業の保有するサッカー部――であり、地域のクラブチーム、及びプロチームとはまた状況が異なることも重々承知しています。 よって、ここでの発言はすべて筆者の願望、「こうであるともっと応援できるなあ」というものであり、改革要求や不満の発露ではないことをここに明言いたします。 ①ファン感謝祭(的なも

Honda FC、開幕戦・第二戦決定!

遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます……とは、ちょっと言い難い時節となってしまいました。 1/1に能登半島及び北陸にて発生した地震による犠牲者の方々の冥福をお祈りするとともに、被災者の方々が一刻も早く心安らかに過ごせる日が来ることを祈念しております。 さて、本題に入ります。昨年11/26をもって終了した第25回日本フットボールリーグも、いよいよ第26回の足音が近付いて参りました。 私がにわかファンをさせて頂いているHonda FCでも悲しい別れ――3名の選手の引退

私の観戦生活は、静かなスタジアムから始まった

これは、正直に言うと書きにくかった話である。多くの人々の足が遠のいたであろうこの時期に、逆に観戦回数を増やした。鳴り物が禁じられた静けさの中で、観戦の仕方を覚えていった。まったくもって本来の逆である……と、私は思っている。 だけど私は、その静けさがあったから救われた。静けさがあったからこそ、サッカーの試合を集中して観られた。集中して観られたからこそ、サッカー観戦の沼に落ちることができた。Honda FCを応援することができた。そんな始まりについて、今回は記していきたい。

嗚呼優勝に花添えて(JFL第30節・Honda FC対クリアソン新宿)

11月26日。またの名をいい風呂の日。JFL昇格を巡る地域CLや、J3参入に関わるJFLの2位争いはチンチンの熱湯風呂だけど、Honda FCの入る風呂は絶妙湯加減の良いお風呂だ。 ……などと書くとあちこちから怒られそうではあるが、すでにHonda FCはJFL優勝を決め、それらの争いから離脱しているのだから致し方ない。J3のライセンスなど望むべくもないし、目標にも到達した。如何ともし難い、高みの見物なのだ。 とはいえ、優勝で打ち切りになるわけでもないのがJFL。平等に最終