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【2024最新】エミレーツ航空 CA 日本採用の流れと通過のTips① Application Form&送付メール内容&イニシャルまで【イニシャル全質問内容記載】

はじめまして。
外資のエアライン受験は他の就職採用試験に比べても独特ですし、エアラインスクールに通われていない方にとっては、わからないことだらけで戸惑うことも多いですよね。一人でネットでの情報収集を頑張るみなさんの力になればと思い、こちらを記載しました!

こちらのNoteでは第一弾として、日本で開催されているエミレーツ航空採用試験の前半部分となる、
アプリケーションフォーム作成→メール送付→イニシャルスクリーニング
までのすべての過程と、聞かれた質問、コツなどを記載します。

後半の最終面接までのアセスメントデーの内容はこちらに記載しているので、あわせて確認してみてくださいね!


なお私が受験・通過した2024年初夏の内容を記載しております。毎回全く同じというわけではないと思いますので、一つの目安として見ていただければと思います!

①Application Formの作成と送付

もう皆さんご存じかと思いますが、日本での採用はAirlige(以下、エアリッジ)というエアラインスクールが最初のステップを代行で実施しています。

そのため日本から応募する際は、エアリッジのサイトから募集情報を確認して規定のフォーマットのアプリケーションフォームを作成し、期限までに送付する必要があります。
※2024年現在ではだいたい3か月に1度募集が出ています

今はLINEのオープンチャット(CREWNETが運営のものなど)もあるので、そちらで募集情報の情報収集をするのもよいと思います。

Application Formatはエアリッジのサイトからダウンロード可能です。WordかPDFでダウンロード可能で、そこに自分の情報を記載します。
基本情報ばかりなので迷うことはあまりないかもしれませんが、以下記載時のコツとして意識したことを残します。
また参考程度に、通過した私のステータス(身長・資格・経験など)も最後に記載しています。

【コツ】
・資格情報などはCAに関連性のあるものを書く
・フォーマット内の不要な行などは削除する
・誤字脱字がないか必ずチェックする
・フォントサイズなどを工夫し読みやすくする
・プロフェッショナルな文章にする

資格情報などはCAに関連性のあるものを書く

Qualification and Skillsを記載する欄がありますが、こちらは何でも書けばよいというものではありません。
良かれと思って埋めようと運転免許などを記載する人もいますが、持っていても持っていなくてもあまり影響のないものはなるべく記載しないほうが良いです。

CAを目指すにあたりアピールポイントとなることを記載するのがベターです。もし今資格などを持っていないのであれば、手っ取り早く取得できるものから取得するのがおすすめです。

おすすめは、
・TOEIC/ TOEFL/ IELTSなどの英語資格
・英語以外の言語系資格(TOPIKやHSKなど)
・ファーストエイド関連資格
・バリスタやワインソムリエなど

語学系以外はわざわざお金と時間をかけて取る必要はありませんので、持っていればアピールポイントになるくらいに思ってもらえればいいと思います。
英語系の資格は他の就職・転職活動に使えて汎用性も高いですし、わかりやすい指標になるので良いスコアをとっておくのが無難かなと思います。

フォーマット内の不要な行などは削除する

エアリッジのApplication Formは元から記載用に幅が取られ、表などが挿入されていますが、すべての枠を埋めなければいけないわけではありません。
例えばOverseas Experienceなど1行しか記載することがなければ、1行のみを記載し2行目以降は行削除として問題ないです。

見た目上、空欄が多くあるように見えるのも見栄えが悪いですし、他の項目での記載幅を増やすためにも、不要な行は削除しましょう。
もちろん、規定の列の幅を内容によって調整するのも可能です。

最後に全体を確認し、最終的なアウトプットが見やすく書けているのであれば、フォーマットの多少の調整は自由にして問題ないと思います。

誤字脱字がないか必ずチェックする

当たり前のことですが、必ずチェックしましょう。今では機械的に確認してくれるツールなどもあります。複数回必ずチェックしてから提出するのがおすすめです。

フォントサイズなどを工夫し読みやすくする

上記のフォーマット幅の調整にも通じますが、フォントサイズなども工夫して読みやすさと書きたい内容とのバランスをとりましょう。
小さすぎず、大きすぎないフォントサイズであればよいと思います。私はフォント9を最小として記載していました。

プロフェッショナルな文章にする

Application Form内に記載する文章は読みやすく、誤字脱字のない文章である必要があります。口語は使わず、なるべく相応しい単語選びを心掛けるとよいと思います(当たり前ですが、スラングは避けるなど)。
またGrammerのチェックなども周りの人にお願いしたり、チェックツールを用いて確認すると良いです。

送付時の注意とメール記載方法

記載した内容は自分で満足いくまで見返して確認してから送りましょう。
また提出も期限ぎりぎりにならず、時間に余裕をもって送るのが良いです。

送る方法はメールにてPDF化したApplication Formを添付して送付します。
PDFファイルの名前は指定の通りに設定してください。

メールのタイトルや文章は指定がありません。Cover Letterを作成する必要はなく、簡潔でよいので文章を添えて送るのがよいと思います。
また文章は英語と日本語の指定はなく、過去どちらで書いても通っている方がいますが、私は英語で記載しました。
参考までに、以下私が実際に送付した際の内容です。

【件名】Emirates Application in 応募の月 - 名前(First Last)
【本文】
To Whom It May Concern,
I am 名前. I am interested in working for Emirates Ariline as a cabin crew.
I have attached my application form. Please kindly check, and I hope to hear from you soon.

Best Regards,
名前
電話番号

メールを送った後、特にエアリッジから受領メールなどは来ません。ちゃんと送れてるか不安かと思いますが、送付済み一覧にメールが問題なく表示されていれば大丈夫です!笑

期日の次の日の夕方には通過者にはイニシャルの詳細が届きます。(落ちたらサイレント)
期日から結果通知までが短いので、期日ギリギリに出すのではなく、余裕をもって出す方が絶対に良いです!

最後に参考までに私のApplication Formに記載した経歴を簡単に共有します。

ステータス:既卒で社会人2年目(航空に関係ない外資企業)
身長:167-170 cm
学歴:4年制大学卒
海外経験:英語圏に3年留学経験あり
カスタマーサービス経験:大学時代に4年間カフェでアルバイト
英語力:TOEIC 900点台(取得時期は応募の半年前)
その他:上級救命講習受講 など

あくまでも重視しているのは、カスタマーサービス経験と英語力・海外経験だと思います。身長は160cm以上がマスト(保険の関係で)ですので、それ以上あれば160cmぴったりでも問題ないです。

※身長はイニシャル・最終面接時にも計測されるので嘘はNGです。容赦なく帰宅させられます。

②イニシャルスクリーニングの流れと内容

晴れて書類が通ったらイニシャルスクリーニングに参加することになります。イニシャルスクリーニングが免除となる人もいますが、基本的には過去にイニシャルへ参加して通過している方が対象です。

【イニシャルの基本情報】
会場:東京 (・大阪)

開催時間:1日3回(最初の枠は10:00スタート)

所要時間:2-3時間

言語:英語

服装:スーツ

髪型:女性は長髪はシニヨンか夜会巻き(男性も一流のホテルマンのように整えた髪型で前髪が目にかからないようにするのがよい)

持ち物:メールに記載されているもの
(提出したApplication Formのコピー・パスポートサイズの肩上の写真・全身写真・学生の方は卒業見込証明書 など、後は油性ペンがあれば尚よい)

イニシャルは東京だけの開催だったり、東京と大阪での開催だったりとマチマチです。また会場も違うので、メールに記載の内容を確認しましょう。

だいたい1日に数回(3回くらい)開催されて、各枠に20-30名参加しています。なので1日で60-100名が受験していることになります。

会場には時間に余裕をもって訪れてください。初めて行く場所だと思いますので、迷子になる時間も計算に入れて電車の時間を調べるのが吉です!
また、基本的には到着順で個人面接を実施します。早く終わらせたい人は早めに行くのが良いですね!

また会場の雰囲気ですが、参加者はさすがCA志望なだけあって、気さくな人が多く会話も弾み、リラックスした雰囲気です!大学生から社会人まで多種多様な人が集まっているので、この機会にぜひ話して仲良くなるのがおすすめです。
蹴落としあうのではなく、お互い応援しあう雰囲気がとても素敵でした。

【イニシャルスクリーニングの流れ】
待機室で簡単な説明を受ける

身長・アームリーチチェック

5-10分程度の個人面接

待機室での簡単な説明

エアリッジの先生を含む面接官の方々はどなたもとてもフレンドリーで和気あいあいとした雰囲気で進みます。
最初にエアリッジの学長が日本語で、そして面接官の1人(エアリッジの先生)が英語でジョーク交じりにイニシャルスクリーニングの流れや、通過後の面接について説明してくださいます。
その後、会場への到着順に番号が振られ、ネームシールを配布されます。
ネームシールに自分のファーストネームを記載する必要があるので、黒のマッキーなどを持参すると良いです。

身長・アームリーチチェック

説明が一通り終わると、番号順に身長とアームリーチのチェックが始まります。ヒールのある靴は脱ぐ必要があります。
紙が貼られた壁の前に立ち、ざっと身長を確認し、その後に壁に向かって片手で目安まで手を伸ばしてアームリーチを確認します。
その際にもう一つの腕は下におろす必要があります。

確認は何度もチャレンジでき、ジャケットを脱ぐことも可能です。あきらめずにチャレンジしましょう!
身長に不安がある場合は、家で練習していくのが良いです。また整体に通ったり、練習をすれば届く人が多いのであきらめずに挑んでください!

個人面接

身長・アームリーチのチェックが終わったら、いよいよ個人面接です。面接と言ってもスクリーニングですので、エミレーツ(エアリッジ)の基準に合っていれば通過できます!

個人面接の順番も割り振られた番号順です。

だいたい面接官は3人いらっしゃいますので、3人の面接が同室で同時に進みます。面接官はランダムに割り当てられますが、エアリッジの生徒がエアリッジの先生と当たらないようにするなどの配慮があるため、多少順番が前後します。

室内では机同士の距離があるので、個人的には周りの声が気になることはありませんでしたが、かなりがやがやはしていました。
面接官の声が聞き取りづらいときなどは無理せず、聞き返して問題ないです!

入室時の挨拶から見られているので、笑顔挨拶を忘れずに!席に着いたら持参したApplication Formや写真などを一式手渡し面接開始です。
(この際あまりApplication Formの内容は確認されない)

【個人面接内容】
・簡単な質問
・Read and Summary

簡単な質問

名乗って挨拶を済ませたら、簡単な質問から始まります。
私の場合は以下のような質問がありました。

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