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コペンハーゲン旅日記④ 機内での暇つぶし編

余計なことばかり思い出して、余計なことばっかり書いてしまう癖があるので、すでに4記事めなのにまだ出国していません。さすがにそろそろコペンハーゲンに到着したいところです。

私は国際線に乗るときやインフルエンザやコロナなどで本当に体調が悪く家で過ごさなければならないときなどは、お金や時間がもったいなくて普段ならなかなか見れない系の映画を見ることにしています。具体的にはアニメの実写化とか、デスゲームとか、話題にならなかった邦画とかです。勝率の低い分野にチャレンジしていくギャンブル感がなぜかたまりません。

今回も愛すべきB級映画を探すべく、邦画のジャンルを探してみたのですが、残念ながら、目新しいくそ映画の可能性を秘めた作品を見出すことができませんでした。しんみりしているのや、ラブストーリーはあまり好きではないという縛りに加え、もともと航空便で見られるようになっている映画は、選ばれた映画なので本当にちょっと、、という映画は入っていないような気がします。

気を取り直して普通に楽しめそうな映画を観ました。せっかくだからレビューします。日本の映画館でかかっていない映画は、強気にネタバレをしていこうと思います。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー ★★★★☆(ネタバレなし)
この映画は日本で見られるので、ネタバレしないようにします。くそ映画枠をあきらめきれず、最初に見ました。でも、よかったですね。評論家の方々は何か言うのはわからんでもないですが、めちゃくちゃよくできたマリオでした。我々任天堂に育てられた世代でこの映画を悪く言うのはなかなか難しいです。マリオを見に行って、期待以上のマリオを見ました。クッパの歌がうまかったです。

Riceboy Sleeps ★★★★☆

韓国からアメリカかカナダかどちらか忘れたのですが、北米大陸に移住した母親が息子を育てていく話です。子どもが途中ぐれたり、母親が病気になったり、故郷に帰ったりします。王道のストーリーといえば、王道なのですが、子どものグレかたが一種独特だったり、言語の壁や差別があったり、知らされなければ想像だけではたどり着けない描写があり、面白かったです。母親が病気を告知されるシーンでは、母親が英語が聞き取れないと最初は言って、難しい単語を調べるふりをしながら、告知されている現実から目をそらそうとするシーンは心に残りました。
英語で見たので、ざっくりとしたあらすじしかわかっていませんが、住んでいてもなかなかペラペラにはならないのだなーと思いました。

The Year of the Dog  ★★★★☆

私のような犬好きでなければ、楽しめないかも的な映画でしたが、タイトル的に犬好きしか見ないと思うので、まあ、大丈夫でしょう。でも、感動をしたい人も見てしまうかもとも思いました。このタイトル、犬が死ぬかもと思いませんか?あらすじ見て、犬の映画は見たいが犬が死ぬかもと葛藤しました。アル中がはぐれハスキーに出会い、重いものを犬が引っ張る競争に興味を持ち、犬と一緒に参加する話です。記憶があいまいなのですが、犬が大きめのけがをしてしまう場面があり、ヒヤッとしましたが治ってよかったです。そこらへんをさまよっている純血ハスキーを突然飼ったり、病み上がりで大会に出場したり、多少突っ込みどころのあるストーリーでしたが、犬が最後まで元気に生きていたので星4つでした。

映画に加え、機内での一番のイベントは機内食です。最初の1回、2回はおいしいのですが、乗り換え便と併せて、5回くらい何か食べることになるので、最後の方はちょっと厳しいです。ドバイで乗り換えたのですが、直前の何ご飯かわからない食事をパスして、マックでバーガーを食べた結果、朝ごはんっぽい食事を3回連続で食べることになりました。びっくりするくらい旅行で太ったのですが、結構機内食のおかげな気がします。地味においしいのです。

そんな風に映画を観たり、なにか食べたりしているうちに、コペンハーゲン空港に到着したのでした。

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