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クラフトビール、通い瓶

子どものころ、「今日は何もありませんでした。」と日記に書いて、何もない日はないと注意されたことが何回かありました。
こどものときの一日は、確かに何もなかった日もなかっただろうと思いますが、大人になると今日仕事して、いつも通り何もなかった、という日が結構増える気がします。

今日もなにもなかったと言えば何もなかったのですが、何もない日にウナギを食べました。

父のふるさと納税のご相伴に預かったわけです。私は実はウナギがあまり好きではありません。ウナギはゆでてあるニンジンよりは好きですが、生のニンジンよりは好きではないくらいの立ち位置にあります。父も知っているのですが、私と夫にご馳走してくれるということで、ありがたくいただいてきました。

そして、ごちそうになるだけではもったいないので、近所のクラフトビール醸造所にビールを買いに行きました。

そこのクラフトビール屋さんはちょっと面白くてこのような2リットル弱入るビールの通い瓶を最初にデポジットで購入し、その後は1回1900円で上まで入れてもらいます。瓶は洗って次のときに持って行き、醸造所でももう一度洗ってもらったうえでビールを詰めてもらいます。反町駅の近くにあり、いくつか種類がありますが、反町エールという一番お安いビールが一番おいしいように私は思います。

反町エールが入っていた瓶。写真をとるのにいいアングルを探した際、どのアングルでも生活感があふれ出していて、食器棚を背に撮るしかありませんでした。

夫と二人で買いに行ったので、欲張って自分の犬と母の犬の2匹もついでに散歩に連れていきました。夫がお店で購入している間、犬をちょっと歩かせて戻ってくると、店の中で他のお客さんと夫が楽し気に話していました。あとでなんの話をしていたか、聴いてみると、「お店に近くてうらやましい」と言われていたとのこと。犬連れは近所に住んでいるというのは確かで、道を聞くなら犬を連れている人がいいと私は思います。

そんな話を家でしたら、父も通い瓶を持ってビールを行った際に、「近くに住んでるんですか」と聞かれたそうです。通い瓶持ちも犬連れほどではなくても、近くに住んでいる可能性が高いので、道を聞くのにはいいかもしれません。


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