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コペンハーゲン⑦ ようやくストロイエ巡り

コペンハーゲンは小さな町なので、もともとの計画では宿で自転車を借りて、初日の午後に一気に観光地を回ってしまおうと思っていましたが、ホテルのチェックインにめちゃくちゃ時間がかかってしまったので、初日はストロイエを歩いて市庁舎に行くのみとしました。

ホテルの最寄駅Kongens Nytovは王様の新広場という意味だと今調べて知りました。王様の広場から市庁舎前広場までの直線がコペンハーゲンの目抜き通りストロイエです。

日本で例えるとどこというとかなり迷いますが、かぎりなく上品にした原宿という感じです。高級店が立ち並んでいて、百貨店もちらほらありますが、ほとんどは一つの店が一つの建物に入っている感じです。カフェやちょっとリーズナブルな洋服屋さんは道にはみ出て展開しています。

ストロイエ1枚しかとってませんでした。適当なところでシャッター切りすぎてて何も伝わらず、残念です。

コペンハーゲンは高いです

さて、現在1デンマーククローネがだいたい20円となっています。50クローネが1000円で、旅行中はそこを一つの基準額に考えていました。少し前の常識では13円くらいだったようなので、結構上がっております。「デンマーク行くんですよー」って雑談で、「デンマークはそんなに円に対して高くないんでない?」っていう雑返しを信じており、ここで初めてそれは間違ってるのでは?と気づくことになります。

コペンハーゲンは実際高いということが、早々にわかりました。道端に出ている、ホットドックの屋台49クローネ、アイスの屋台一番小さいサイズが39クローネ。まあ、原宿と言ったからには原宿価格と考えれば理解できない数字でもないかもしれません。しかし、今まで旅行中ホテル以外は東京に暮らすのと同じだろうという常識で生きて来た私を少々アップデートしなければなりません。

ギネス博物館

王の新広場から分かれてすぐにギネス博物館がありました。入って入場料を聞いてみると135DKK(デンマーククローネ)とのこと。かなりの色物にも関わらず3000円近くいきなり出鼻をくじかれました。しかし、この小さい女性の広告はなかなか心くすぐるものがありました。1.5ピカチュウですから。びっくりです。外には世界一大きい男性の模型もあり、どちらも少年心をくすぐってきましたが、実際には33歳で3000円を稼ぐのに必要な労働もしっているので、冷静になりました。美術館ならきっと入ると思うのですが、この手の施設は一人で入ると楽しさが半減すると思います。

世界一小さい女性。61センチ19歳の奇跡

コペンハーゲンを短期間で回ろうと思ったら、コペンハーゲンカードはかなりお勧めでした。このギネス博物館もコペンハーゲンカードでついでに回っちゃうのがよろしいかと思います。ただ、コペンハーゲンは小ぢんまりしていて、見どころが中心部に集まっているという下馬評があるのですが、見どころが集まっているから時間かけてみられるというわけではなく、他に見たいところが無限に出てきてしまうほど見どころ満載なので、ギネス博物館に戻ってこれる時間があるのかは人によると思います!

プーチンVSトランプ

デパート的な店に入ってみるとプーチンとトランプが私を出迎えてくれました。

とらんぷーぷーちん

さてどちらがトランプで、どちらがプーチンかが問題です。私が思うに右側がなかなかプーチンに似ていると思うので、左側が消去法でトランプになるかと思います。

デパートぶらぶらしました

肌寒いので、カーディガンでもほしいな、とお店を見てみると、手ごろそうに見えるカーディガンがおいてありました。値札を7,000クローネ(14万円)で2-3度見しました。その隣の手ごろそうに見える小銭入れは10万円だったので、私にはつくづく審美眼がないなーと思いました。ちょっとくらい寒くても気にしない!という方針が決まりました。

Asian Street Foodがありました

Tofu CubeというAsian Street Foodのお店がありました。Tofuが豆腐であるなら、なかなかストリートで食べるには向かない食材であります。滞在中ほぼ毎日店の前を通っていたのですが、お店が開いている日が一日もなかったので、閉店してしまっているかもしれません。

興味をかきたてる店構えですが、やってませんでした。

日本でも中国でも韓国でもない絶妙なアジア料理店が他にもあり、Momoというラーメン屋さんはなかなか繁盛しているようでした。

そして、市庁舎前にたどりついたのでした。

お金がなくても旅行は楽しい

さて、ここまでの価格調査で、私はコペンハーゲンに真っ向から立ち向かうには財力が足りないことをかなりはっきり理解しました。私は昔からお金がちょっとたまると旅行に行ってしまうので、旅先で財力の不足を感じることはしょっちゅうです。でも、思うのですが、足りなくて工夫した経路を通ったり、スーパー寄ったりするときの方がいろいろ面白いことが多いです。この旅行の勝ちはここで確定したように思います。


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