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地元でイベントを作るには?テントサウナで繋がりをつくる

教員の傍ら、3年前から私の地元でテントサウナイベントを行っています。

①テントサウナは手段でしかない

目的は「地域の人同士のつながりを創ること」です。大人も子どもも全員がつながり合うことを目指しています。

自分の地元は根室市とはいうものの市内からはかなり離れた酪農が盛んなまちです。
酪農地域の人と学校やお店があるまちなかの人とでは、物理的な距離があり、どうしても交流が少なくなってしまいます。

地域の人からは、「みんなが集まれる銭湯のような場所がほしい」と言う声が多くありました。

銭湯をつくることは厳しい、サウナならあったまるしみんなと集まれるのでは?と私の仲間が提案してくれたことが始まりです。

②どうすれば地元の人が来てくれるのか

テントサウナイベントはサウナ好きの人や私の同僚が集まってくれるようになりました。ただ、肝心の地域の人たちが来ていない現状でした。

たしかに、おじいちゃんおばあちゃん世代が多いこの地域でテントサウナに来る元気な人はなかなかいません。

そこで次に仕掛けたのは、テントサウナ+1企画でした。子ども向けのお楽しみ会、地域の人を講師に学べる講座、おもちつきなど、テントサウナをしなくとも人が集まり楽しめる企画をしてみました。

そうすると、地元の子どもたちは毎回のイベントを楽しみにしていたり、来たことのなかった地域の人が来てくれたりと、徐々にイベントの認知度が広がってきました。

③3月のイベントに向けて

3月は別れの季節です。地元の中学3年生の子が地元を離れて高校に進学します。そのお別れに向けて、ちょっとしたサプライズを考えています。

毎年中学3年生、高校3年生を送る会のようなものが地域でできたら、子どもたちは地域愛と誇りをもって旅立ってくれるんじゃないかなと思っています。

地域の人同士がつながり、どの世代も「この地域のために何かしたい」という気持ちを醸成していけたらなと思っています。

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