2023年7月29日 「大人もこどももウエルビーイングに生きるために」特別講演会を開催しました

【日時】:2023年7月29日(土) 20:00~21:30
【会場】:オンライン開催 (ZOOM)

日本のウエルビーイング研究の第一人者 慶応義塾大学大学院システムデザイン、マネジメント研究科教授・慶應義塾大学ウエルビーイングリサーチセンター長の前野隆司先生に講演していただきました。
ご参加くださった皆さま誠にありがとうございます。

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みんなできることをちょっとずつやれば、環境問題も貧困問題も戦争の問題も少子高齢化問題もパンデミックの問題もみんな解決できると思うんですよね。幸せな人はいい人なんですよ。利他的だと自分の時間が減るから不幸せになるんじゃないか?ていう誤解が結構あるんですね。そうじゃないですよね。自分の時間をちょっとだけでも削って、寄付でもいいし、」ボランティア活動でもいいし、やるとその人自身の心が豊かになる。幸せになるんですよ。

幸せな人は、視野が広くて、チャレンジ精神があって、協調性があって、やる気があり思いやりがある人 しかし社会は思いやりのない人が増えている。これはつまり幸せじゃない人が増えているということなんですね。
幸せで満ち足りた心の状態になると、酷いことをしようとは思わないはずという道筋もあると思うんですね。そういう意味でウエルビーイングは良い心の状態、幸せよりちょっと倫理的な感じがします。一方ハピネスというのは、ハピネス=幸せと思っている人が多いと思いますが実は違います。ハピネスというのは感情としての幸せ 楽しい嬉しいニコニコしているというのがハピネスなんですよ。幸せはウエルビーイングの方が近い。
幸せな人は長寿 幸せな人は仕事ができる!
人を大切にするときは自分も大切にしてください。自己犠牲は良くない。
幸せはうつります。不幸せもうつります。
自分が不幸だと人を幸せにするパワーがない だから自分が先なんですね。

地位材型の幸せは長続きしない! 金 物 社会的地位
非地位材型の幸せは長続きする!!
安全など 環境に基づくもの
健康など 身体に基づくもの
心的要因 (幸せの4つの因子)


日本は残念ながら 心の部分が先進国中最下位と言われておりますが
言い換えると伸びしろしかない。 安全と健康はトップクラスだから伸びしろの部分をしっかりやれば寿命が延びて生産性創造性が高まって、休んだり辞めたりする人が減るわけだから、つまりみんなが幸せになるということを本気で考えればいい人が増える。

みんなが5%の力を出し合い私がやりますという社会になれば
差別 虐待 自己犠牲のない世の中にきっとなりますね!!

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特に自分は人と比べない教育 良さを伸ばす教育を日本でももっと
浸透するといいと感じました。
先生の著書を読まれる際はあとがきに思いが溢れていますので
しっかり気を引き締めて読んでみてください!
前野先生 素晴らしいお話をありがとうございました。

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【参加者の声】

・ウエルビーイングのアプローチは、人それぞれでいいのだ!ということを学んだと思いました。
・5%の貢献が集まれば世の中がよくなる。
もっと気軽で自然体で行こうと思いました。
・他人と比べない・まずはありのままの自分で!
・本買いましたー
4つの因子のバランスも大事♪
ありがとうございますー
・本日のお話を受けて、また著書を読み返してみます。新たな視点や発見がありそうです。
本日はありがとうございました!
・いつもVoIcy聞いてます!まどかさんとの掛け合い(笑)が最高に笑えて、ほっこりしたり、大笑いしたり、幸せにさせていただいてます!お礼を直接言える機会ができてうれしいです!いつもありがとうございます!

・今日は、ご講演ありがとうございました。
私は日本舞踊や日本文化を通してWell beingを広めていきたいと考えています。
・今日は、ご講演ありがとうございました。
私は日本舞踊や日本文化を通してWell beingを広めていきたいと考えています。
・ちょっとずつ自分がやる!!
幸せを移していきたいと思います!
ありがとうございました。
・本日は4つの幸せの因子の紹介、バランス
について紹介頂きありがとうございました。
小学生・幼児80人ぐらいの
教室を運営しています。
その中で、強み、主体性を自信持って
思い切って出すという事がコロナ後特に
弱くなってきていると感じます。
1-4のバランスを持って関わる事を
部下、従業員にも徹底していきます。
・本を読んで4つの因子を復習、できる事をリストアップする、自己犠牲を手放す から実践します。

文責:中嶋





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