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抹茶と普段から着こなしたい和服

 近所の高齢者サービス施設の喫茶テラスで、先日はじめて抹茶の会がひらかれた。
といっても、お点前はなし、予約していた人に和菓子と抹茶が用意されているというお茶会。

 これでも、幼稚園から小学校にかけて裏千家の茶道を習っていたのだ!
(叔母が茶道の先生だったからという理由だけど)
だから、母も私もお茶会に尻込みすることはない。
(お正客はムリだけど)
本格的でなくても、抹茶のお点前をいただける機会は割と積極的に参加する。
だけど、ときにはちょっとかなしくなるぐらいのお抹茶が運ばれてくることもある。

 だけど、今回のお抹茶はとても美味しかった。
泡も小さくなめらかだったが、お茶そのものの味がとても甘くておいしかった。
(和菓子とあわせて700円だったが、こんなにいいお茶をつかって大丈夫?というぐらいのグレードだとおもう)

 そして、私は心機一転ではないが、これを機に和服を普段着としようと決心したのだ。
 いまは無理やり母の部屋に置かせてもらっている和服一式。
たいして高価なものはないが、じつは袖もとおしていないものがある。
 友人のお母様が着物を売ろうと業者さんに見積ってもらったら、500円ほどだったからやめた、というのを聞いていたので売るのも馬鹿らしいが、タンスにただ置いておくのももったいない。
 売らないならせめて着たおそう!という発想。

 先日はまだ初夏らしい涼しさ、ウールの洗える着物で練習、練習。
帯は面倒なのでつけ帯。
(まだ普段着練習1日目なんだからつけ帯で十分と自分を納得させる)

 着物でお茶をいただきにテラスに寄ったら、「あら、着物!おでかけ?」ときかれた。
(いえ、ウール&つけ帯です……😅)
そのあとの買い物で、八百屋のおじさんに「どっかでかけるの?」と聞かれた。

 最近は着物はおでかけ専門なんだなぁ、と実感。
浴衣は花火大会、袴は卒業式、振袖は成人式。
 普段から和服も着こなしたい、帯の簡単な結びかたをYouTubeで学ぶ今日このごろ。

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