見出し画像

にったい読書〜11月の読書結果〜

あけましておめでとうございます。ずいぶん経っちゃったけど、11月の読書結果です。11月は日本と台湾に関する本だったので、テーマは”にったい読書”!無理矢理な部分もあるけどね。さてさて、結果はどうなった?

買った本

  • ロボット・イン・ザ・システム

舞台が日本でも台湾でもないけど、主人公の友人カトウがキーマンなので。日本のアイドルもチラッと出てくるからね(誰かは読んで確かめて)
もうこれは日本がテーマ!←こじつけ

ポンコツかわいいロボット・タングが活躍するシリーズの最新作です。なんだか最終巻の匂いがありつつの最後でした。
ロボットを育てるって子供を育てるのに少し近いのかな?と思ったけどはたして感情を持つロボットなんて作れるのか?できちゃっても怖い。

ポンコツって表現されるタングも今回はできる子!っていうシーンがありました。やっぱりなんだかんだでロボットって優秀なのよ。

  • 宋三姉妹

家の本棚にあったものです。台湾の総統蒋介石と結婚した宋美齢の姉妹を書いたノンフィクション3人とも中国のため、国民のためと思って勉強に外交にと奮闘するけど結局最終的には金と権力にまみれていく。孫文と結婚した慶齢は最後まで正気を保っていたけど。権力握ったらいつの間にか人間っておかしくなっちゃうのかな?

中古で買ったもの。台湾新幹線開業にまつわるお話に日本・台湾のラブストーリーを絡めた作品でした。(ざっくり)
1月に台湾に行って新幹線に乗るので、気分を盛り上げるための読書です。
感想は、そんな簡単じゃないでしょ!でした。ラブストーリーは離れ離れになってしまった男女がとあるきっかけで再会するという王道。ここまでは良い。

ただ、日本統治下の台湾で日本名を名乗らされた現地の人と日本人の同級生。そんな簡単に水になんか流せないと思うし、流させちゃダメなんじゃ…?主人公の上司の恋愛も必然性を感じないし何でも詰め込みすぎた気がする。

肝心の新幹線に関するエピソードが少なくて残念でした。

これも中古で買ったもの。面白い!って一言では言えないくらいいろんなものを詰め込んだ作品でした。イメージとしては何でもあり!な台湾の夜市です。ざっくり言うと内戦で敗れ台湾に渡った祖父が何者かに殺されたというところから始まるのだけど、まぁいろんなことを詰め込んで読者を揺さぶるのですよ。

詰め込んでるけど過剰さは感じさせないし、暴力的で救いようもないけどどこか笑えるようなところもある。戦争反対!っていうのは簡単だけどそんな単純なもんじゃない。帯に直木賞の選考委員が満場一致で決めたみたいなこと書いてあったけど、わかるわ。絶対これ薦めたいもん。

図書館で借りた本

11月もなし。

まとめ

週5日のフルタイムが経過して2ヶ月目。通勤時間や昼休みと読書する時間はあるけど、帰ってきてからパソコン開く元気がない。あと新刊も買いたいけど、読みたいのって大抵単行本。カバン重くなるから文庫本じゃないと難しい。なかなかもどかしいな。まぁ、ぼちぼちね。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?