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フレイルってなんだ?日本語でお願いします

フレイルという言葉や状態を知っているだろうか。

クリニックなどに大量に貼られているポスターやリーフレットによく書かれている言葉だ。

フレイルとは

健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指します。

アクティブシニア「食と栄養」研究会

健康→フレイル→要介護状態となるらしい。

なんで中間の状態だけカタカナで理解が難しい言葉に変えるんだよ!
完全に浮いてるよフレイルくん。

フレイルは日本語で言うと「虚弱」となるらしい。

健康→虚弱→要介護状態じゃあかんかったんか?

フレイルって聞いて真っ先に思い浮かべたのは武器だったんだけど。

これもフレイル

恐ろしい武器だな。
相手の鎧ごとぶん殴りたいという強い意志を感じる。

とても虚弱な人には扱えない。

フレイルはなぜ駄目なのか。

フレイル(虚弱)になると元の健康な状態に戻ることは難しいらしい。

だからフレイルにならないように予防することが重要だ。
もしフレイルになってしまっても進行を遅らせる必要がある。
フレイルが進行して要介護状態になれば、本人も周囲の人間も大変だ。

フレイルという言葉を知り、予防を意識して欲しい。

意識して欲しいなら「フレイル」とカタカナ語でわかりにくくしないで「虚弱!」とハッキリと主張した方が効果的かと思うのだけど違うのかな。

あなた虚弱ですよ!
あなたフレイルですよ!

医者から言われた時にどっちが焦り、対策しないと!と重い腰を上げるか。
これは医者の説明次第だな。


僕はまだ30代だからフレイルになることはまだまだ先の話かもしれない。
でも両親は油断するとフレイルになってもおかしくない年齢だ。

フレイルには、身体的なフレイルと精神的なフレイルと社会的なフレイルに分類されて相互に影響を及ぼしているらしい。

力が出ない、食べられないなどの身体的なフレイルがだるさ、無気力などの精神的なフレイルになり、家から出ず人との付き合いがなくなる社会的なフレイルに発展していく。

怖い。
フレイル舐めてた。

この怖い状態を経て要介護状態になる。
要介護状態になってから焦って介入しても遅い。

両親のフレイル予防として何ができるか


フレイルになる前に息子(自分)が実家に顔を出して話をしたり、出かけたり、孫を預けるなどして生活にハリをもたせることは結構有効かもしれない。

孫と一緒に公園に行って遊んでいればフレイルになる暇もないだろう。

やることかあるってのは素晴らしい。

でもこれは一時的な措置に過ぎない。

人生100年時代。

両親もあと30年〜40年は人生を謳歌できる。

健康ならば。

最終的には各個人がフレイルに対しての予防策を実践していくしかない。

だからこそクリニックなどにリーフレットがおいてあるんだろう。
でもあのリーフレットを手に取っている高齢者をみたことがない。

資料はその辺に置いておくから各人勝手に見て予防してね。僕たち(国?)はちゃんと啓発したからね。
と無責任の事をしてはいないだろうか。

往々にして高齢者は自分は大丈夫と思う生き物なのだ。

だからリーフレットは息子世代の目にも触れるようにして、自分の両親に対して対策をしなさいという方向でも注意喚起をしていくべきだ。

厳しい言葉かもしれないが、両親が要介護状態になったら困るのは自分だということも忘れてはいけない。

育ち盛りの子どもの育児と要介護状態の両親の介護の両立はかなり困難だと想像できる。

医療や介護施設などにお世話になる方法もあるが、そもそもフレイルにならなければその費用もかからずにお互い良好な関係を保つことができる。

他人事と思わずに勉強しよう

たまにクリニックなんかにあるリーフレットを見ると知らないことが多くて勉強になる。
基本的には疾病のことが書かれているので不安を煽るけど、知らないことは怖いことだと思って読むべきだと思う。
自分の将来の為にも両親の健康に目を向けるべき年代になってきたな。

こんな高齢者になりたい

結局なんでフレイルだけカタカナなんだよ

ここまで記事を書いて来てもフレイルだけカタカナ語なのがしっくりこない。
虚弱では状況がわかりにくい?
フレイルの方が絶対わかりにくいよね?

いっそのこと健康とか要介護状態もカタカナ語にしたらどうかな。
フレイルだけ仲間外れでかわいそうだよ。

でも今回、クリニックでふと目にしたフレイルという言葉から色々と調べる結果になった。
もしこれが「虚弱」だったら調べなかったかもね。
そういう意味ではインパクトをもたせる為にカタカナ語で主張をハッキリさせることは有効かもしれない。
まんまと策にハマってしまったようだ。

これからのこと

フレイル予備軍の人たちが健康な状態になれたとしたら、医療費の軽減にもなるし、社会への恩恵は大きいだろう。
このnoteの記事も将来のフレイルを減らす一助になれば最高だね。

遠い将来僕がおじいさんになった時、子どもたちが相手をしてくれなくなったら「俺がフレイルになるぞ、そうなると要介護状態になるぞ、いいのか?遊びにきてよ」とフレイル(武器)を振り回しながら脅しを掛けてみよう。
僕は健康オタクだから子どもの方が先にフレイルになっているかもしれないけれどね。


最後に、誰しも自分が健康だと過信せずに健康で長生きな社会となることを願う。

ではまた。


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