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バレなければセーフ

皆さん、なにか悪いことをしたことはありますか?
僕はたっっっっくさんあります。

それはもうこどもの頃からよく仮病を使って学校を休むということをしていました。

そんな僕の信条のひとつに「バレなければセーフ」という自分勝手極まりないものがあります。

バレなければ、誰も知らない。

誰も知らなければ、誰にも迷惑を掛けない。

最高じゃないか。

しかし、この信条には厳しい掟があります。

それは「絶対にバレてはいけない」ということ。

バレたらそれはただの嘘です。

それが人を傷つけるものならそれは罪です。

これは楽ではありません。

一見気楽で無責任な信条に聞こえるかと思いますが、取り扱いが難しく、上級者向けの技術といえるでしょう。

べつの言葉に置き換えると、ポーカーフェイスや二面性、ソシオパスなどでしょうか。

なんだかかっちょいい。

表に出ている感情や言葉と、秘めたる感情と言葉はリンクしていないのです。

悪く言えば、嘘が上手。

良く言えば、相手を傷つけない優しさ。

まぁどう言い繕っても嘘はうそ。

バレないほうがいいのです。

バレないのは嘘をつく人の義務ではないでしょうか。

バレる前提の嘘はウソではなく、冗談です。

皆さんも大小はあれ、ウソをついていると思います。

熱があってちょっとダルいけど、仕事は休めないと、自分自身に嘘をつくこともあるでしょう。

でもそれを同僚に悟られてはいけません。

嘘をつくならつき通す!

そうでなければ正直に生きましょう。

嘘をつくのも楽じゃない。


でも正直者が損をするのも世の常。

ポーカーフェイスに嘘をついてバレなければ、それは何事もなかった、ということ。

だれも損しない。

皆さんもバレない嘘を心掛けましょう。

勘付かれないように慎重に且つ大胆に。

スリリングな日常を。

そして今思えば僕の仮病なんて、両親にはバレバレだったに違いありません。

でも両親は僕にバレない嘘をついて、それを追求しなかった。

お互いにバレない嘘をつこうとした。

僕のはバレていたんですけどね。

なんだか微笑ましいじゃないですか。

僕もむすこが何か嘘をついていても一旦は騙されてみようかなと思います。

そしてバレない技術を磨いていってほしいなとも思います。

嘘をつくことを推奨するのではなく

嘘が必要なときは、絶対にバレるな!

ということです。

バレなければセーフですから。

ではまた。




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