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わさびですべてがうまくなる。

糖質制限を始めたばかりの人はいちどはこう思うだろう「味気ない」と。

甘いもの食べたい。

ご飯たらふく食べたいと。

糖質制限において一番必要な要素は「グルメではない」ということ。

グルメな人には糖質制限ってかなり辛いはず。

僕は自慢じゃないが、味音痴というか舌が未熟というか、興味が薄いというか、どれでもうまいと感じる。

だからデブだったのだ。

デブはなんでもおいしくいただく。

でもグルメではなかった。

質より量だ。

安くてもなんでもよかった。

僕には糖質制限の適正があったのだ。

ほとんど鶏むね肉、タマゴ、チーズ、ナッツ類、高カカオチョコレート、バターコーヒーだけで3ヶ月ほど過ごすことができた。

そんなに苦ではなかった。

調味料は岩塩、マヨネーズ、わさびが基本。

岩塩で焼いた鶏むね肉にわさびをディップしていただく。

うまい。

ほんとうにうまい。

マヨネーズをつけてもうまい。

こんなにもうまいものだけ食べて痩せるなんて、誰も信じないだろう。

わさびの貢献度はすごい。

糖質制限の希望の星だ。

全員が取り入れるべき調味料。

最近は腸内環境が悪そうなので、納豆をよく食べるが、納豆にもわさびがめちゃくちゃ合う。

カラシなんてポイしてすぐさまわさびを入れよう。

納豆とわさびが薄毛にも効果があると聞いて俄然やる気がでたよね。

お刺し身にもたっぷりわさびをつけていただく。

わさびに合う食材をさがそう。

糖質制限を始めて、単調な味に辟易としてきたら是非わさびを導入してみてほしい。

糖質制限のワンポイントアドバイスは「食事はただの栄養摂取」と考えることだ。

そんな考えで取り組んでいるのに、わさびがこんなにうまくていいんですか?という気持ちになる。

砂漠のオアシスのような存在。

それがわさび。

ひらがなで書いたわさびってなんだかカワイイ。

わさびにだいぶ毒されているが、健康にはいいはずで、食べ過ぎるということもないので、取り入れやすい。

過去に糖質制限がうまくいかなかった人は、きっとわさびに出会わなかったからだろう。

食は奥が深い。

炭水化物なんぞなくても十分に食事を楽しむことが出来る。

栄養摂取を楽しく出来るのは人間の特権だ。

たまに食べるお米より、毎日食べる鶏むねわさびのほうがうまいってすごい。

食事が待ち遠しい。

ではまた。

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