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12年付き合った彼氏と別れた話⑩

結局、ダイくんからは何も連絡はありませんでした。

代わりに、ダイくんのお母さんから連絡がありました

「ダイに話を聞きました。本人曰く、『まだ先の事だと思ってたから新居の事を深く考えてなかった』だそうです。久しぶりに息子をど叱りました。」


内見してるのに、まだ先の事だと思ってた…?もう意味が分かりません。


ここで私はダイくんとの同棲を諦めました。
きっと同棲なんてしても、あの人は何も変わらない。自分だけが勝手に悩むだけの日々を送るんだろうな、と思ったからです。


ダイくんのお母さんから連絡が来た数日後、ようやくダイくんから「会って話したい事がある」と連絡がきて、会う事になりました。

「同棲について真剣に考えれていなくてごめん。内見でなんでもいいって言ってたのは、まゆみが住みやすいなら俺は本当になんでも良くて…」

とか、そんな事を言われた気がします。全てその場しのぎのような言葉で、不信感で正直全然覚えていません。

「元々ダイくんの通勤距離の問題があったから同棲の話をしてたよね。でももう私は一緒に住む気は無い。でも、それだと問題は解決しないから、近くに1人暮らしでも始めたらどうかな。
ダイくんがもっと自分で色々考えれるようになって、自立できるのなら、私も今後同棲したいとは思ってるよ。」

ダイくんは泣いてました。いや、泣きたいのはこっちや。



そしてダイくんは、私に言われてから1週間以内に部屋を決め(そんな早く決めれるんかいとちょっとムカつきました)一人暮らしを始めました。


そして一人暮らしを始め、今まで見えなかったダイくんの「ボロ」が見え始めました。

ダイくんは、全く掃除が出来ない人だったのです___......

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