究極のめんどくさがり屋が自ら面倒ごとを起こしてみた

ゲッターズ飯田さんによると「究極のめんどくさがり屋」の星のもと生まれたらしい。

思い当たる節は死ぬほどあって、基本後ろ向きに考えてしまうのも
その後に引き続いて起こる色々な“やらなければならなくなること”がめんどくさいからだと分析しています。

でも最近、ちょっと踏み出してみている。

例えばこないだのGW、初めてHIPHOPのライブに行った。

昔はよく色んなミュージシャンのライブに行っていて
そこから学んだことは「曲を把握していた方が100倍は楽しい」ということ。

(知らない曲を2時間、例え究極の美声で聞き続けたとしても、「へぇ〜こういう曲があるんだ」「歌が上手だなぁ」と思うだけで、「やっと生歌が聞けた!嬉しい!!泣ける〜!!!」というほどの感動は得られないので、どうせライブに行くならそれくらい心揺さぶられたい、と思っている)

日頃からHIPHOPに馴染みのない私は予習が必要だと思った。(誘われて行くことになった)

通勤途中、お風呂、ご飯の支度をしている時…
徹底的に聞き続けたら自分なりにHIPHOPの良さを掴んできて

当日、めちゃくちゃ熱狂した。
すんごくかっこよかった。
あんまり知らないからといって行かない選択肢をしなくて良かった、と思った。

ライブ会場にて。こんなに人がたくさん、ギュウギュウになるのも久しぶり。


仕事で、やった方がいいけど指示されたわけではないし求められているわけではないし期日もないことに、ついに着手した。

やりはじめると
「こういう情報もあると嬉しいからついでに得られるようにしてほしい」とか
「初めてやることだから新しくスキーム作ろうかと思う」とか

実は周りの人の役に立つことがわかったり、新たな技術の可能性が見出されたりしていて。

大袈裟かもしれないけれど、撒いた種にそれぞれ持ち主をつけて声を掛け合いながら皆でお世話して1つの大きいお花畑を育てていく、その始まりにいるような感じ。

ちょっとワクワクした。
なんでこれまでやらなかったのかなとか思った。(もちろん面倒ごとは増えた)

よーくよーく考えて石橋を叩きまくってから渡る私は、その先にできる限り面倒ごとが起きないように立ち回って
40%くらいのパワーで日々過ごせるようにと思っていた。

でも実際自分で渦を作ってみるとそんなにめちゃくちゃ大変なわけでもない。(40%が50%になった程度)
むしろ、ウジウジウジウジモンモンモンモンしていたときのほうが精神衛生上大変だったかも。

結構「やってみたい」ことを外に吐き出してみると受け止めてくれる人がいることもわかった。
それもちょっとだけ勇気になった。

「究極のめんどくさがり屋」の星に鎮座していることは生涯変わりないと思うけれど。

めんどくさいと感じることの大きさは変わってきているかもしれない。
そんなふうに感じた今日の夕方でした。

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