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血液媒介感染症って??〜その1〜

みなさんこんばんは。
鳥の手羽先の唐揚げまいうー!🍗
どーもMittsuです。

先日投稿した記事で針刺し事故粘膜曝露についてお話しましたが、これに関連する血液媒介感染症をテーマに話したいと思います。

患者に利用した針や鋭利な刃物で針刺し事故や患者の血液及び体液などが目や粘膜へ曝露した場合において、血液媒介感染症の影響を考慮しなくてはなりません。

最近では、性感染症である「HIV」や「梅毒」が流行していますが、これらの感染症を持っている患者の対策も十分に考慮が必要です。

血液媒介感染症であるか否かについては、血液の曝露時に曝露源である患者の血液検査結果と受傷者の血液検査結果を把握する必要があります。

また、曝露源である患者の血液検査で血液媒介感染症の有無によっても対応が変わりますので、そこを把握しておくことが重要です。

ではここで、「血液媒介感染症」の中で感染する可能性があるウイルスについてピックアップしてみていきます。

・HBV(B型肝炎ウイルス)
・HCV(C型肝炎ウイルス)
・HIV(ヒト免疫不全ウイルス)
・梅毒
・HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)

などがあります。

医療機関で血液曝露があった場合には、ほとんどの施設で、HBV・HCV・HIV・梅毒の検査をすることが多いです。

HTLV-1については、地域性や遺伝があるため、曝露源である患者の背景を基に検査を実施することとなっている施設が多いかと思います。

では、この中で一番感染率が高いのは何でしょう?

実は、HBVです。
曝露した場合は、30%の人が感染するとされています。

次にHCVです。
曝露した場合は、3%の人が感染するとされています。

最後にHIVです。
曝露した場合は、0.3%の人が感染するとされています。

また、針刺しではなく、粘膜曝露の場合は、さらに感染率は下がり、0.09%とされています。

梅毒、HTLV-1については、それほど感染率は高くないとされています。

今日は、血液媒介感染症の種類と感染率についてお話しました。
明日もこれに関連する話題をお話しますので、今日はこの辺にしておきます。
それでは、おやす Mittsu💤

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Mittsu
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