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🦟蚊に刺されるのもアブな〜い PART2

みなさんこんばんは。
どーもMittsuです。
お好み焼きは天かすを最後に乗せる派です!

昨日に続き、蚊が媒介する感染症についてPART2をお送りいたします。

さて、昨日のおさらいです。
感染症の原因となるウイルスは、吸血性の節足動物(蚊やダニ)の体内で増殖し、動物へを吸血することによってウイルスが伝播します。感染した動物でもウイルスが増殖し、それを吸血した節足動物に伝播するという感染サイクルとなるとお話ししました。
また、蚊やダニはベクターといい、動物はリザーバーと言いましたね!

それでは、昨日の続きですが、リザーバーは豚🐷の感染症です。
日本でもおなじみの感染症なんですが皆さんご存じでしょうか?
それは、「日本脳炎」です。

日本脳炎は、ブタ🐷と🦟を介して👤へと媒介する感染症です。
日本では、幼少期にワクチン接種があるため現在では減少傾向にありますが、現在もアジア圏で流行が問題となっています。

水田などで発生する「コガタアカイエカ」と「」のサイクルからヒトへと感染するとされています。

ほとんどの方は不顕性感染(感染していても症状が出ない)ですが、発熱などの全身症状に加え頭痛・嘔吐・意識障害・痙攣などの脳炎症状が出ます。3人に1人は治癒、1人は回復しても障害が残るとされ、高齢者では死亡例も多いです。



次のリザーバーは🐦‍⬛です。
感染症名は、「西ナイル熱」といいます。
🐦‍⬛と🦟のサイクルによってヒトへ感染しますが、アメリカ🇺🇸やカナダ🇨🇦で流行しているのですが、日本🇯🇵では感染の報告はありません。
こちらも80%は不顕性感染であり、発熱・頭痛・背部痛があり、短期間で回復するとされています。


他にも、「ネッタイシマカ」や「ヒトスジシマカ」が原因のジカウイルス感染症もあります。こちらは「ジカ熱」と言いデング熱に類似する感染症で、重症化はまれですが、妊婦では胎児に垂直感染し、小頭症などを起こす可能性があると示唆されています。

これらのウイルスは、フラビウイルス科に属するのですが、日本でも感染者が多くいるC型肝炎ウイルスもこれに属します。肝炎の話は、また長くなるので、今日はここまでとします。

それでは、本日もここまでとします。
おやすMittsu💤

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