見出し画像

HBVの抗原と抗体

みなさんこんばんは。
カレーも大好きなです。福神漬も大好きなのですが、本日は我慢でした。なかなか絡めのカレーでした🍛
どーもMittsuです。

今日は、血液媒介関連感染症であるHBVの抗原抗体について話したいと思います。

まずは、抗原とは何かというと・・・

体の中に侵入してきた異物(ここではB型肝炎ウイルスを指す)を「抗原」

抗体とは・・・

体の中に異物(ここではB型肝炎ウイルスを指す)が侵入してきたときに、その特徴を覚えて攻撃する役割を持ったタンパク質のことです。

B型肝炎ウイルスを検査でデータ表す表記についても少しお話しします。

B型肝炎ウイルスの構造によって表現が違います。
・エンベロープ上にある表面の抗原をHBs抗原(HBsAg)
・コア粒子を構成する抗原をHBc抗原(HBcAg)
・粒子には組み込まれずHBc抗原の余りで、感染細胞から血液内に放出される抗原をHBe抗原(HBcAg)
という。

HBs抗原(HBsAg)の検査結果が「陽性」だと、
「急性」または「慢性」のB型肝炎に感染していることを意味し、 感染者は血液を介してウイルスを他人に感染させてしまう可能性があります。

ですので、HBV抗原陽性者からの血液曝露の際は、HBs抗体(HBsAb)をワクチンにより獲得することが重要とされています。

ワクチンについては、1シリーズ3回のワクチン接種により抗体価が10ml U/mL以上であることを確認できた場合には抗体を獲得できたと判断されます。

HBVキャリアと呼ばれる方の血液曝露についても同様に感染のリスクがありますので、針刺し事故や粘膜曝露の場合には注意が必要です。

HBVの抗原・抗体の検査結果の解釈については、明日またお話ししたいと思います。
本日はここまでです!

それではおやすMittsu💤

よろしければサポートお願いします!頂いたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!