アメリカでの高病原性鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)について
みなさんこんばんは。
増毛町のふるふるトマトのさくらんぼソフト🍒がジェラード風でうまかった!
どーもMittsuです。
アメリカ合衆国において、高病原性鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)が拡大しており、ヒトでの感染例は3例発生したことがニュースになっています。
このうち2例は乳牛からヒトに感染したと考えられる事例であるため今後の拡大などにも注目されるところです。
高病原性鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)についてとても見やすい表があったので下記参考にしてみてください!
インフルエンザウイルスには、A、B、C、Dの4つの型があることは以前の投稿でもお話ししていますが、この中でB型とC型のインフルエンザウイルスは、基本的にヒトにのみ感染を起します。
※D型についてはまだ分かっていないことが多いです。
A型はウイルス表面上のヘマグルチニン(赤血球凝集素 HA:haemagglutinin)とノイラミニダーゼ(NA:neuraminidase)の違い、その組み合わせによってH7N9, H5N1など複数の亜型に分類されます。
現在ヒトで流行しているのはH1N1、H3N2です。B型、C型、D型には亜型はないとのことです。
現在アメリカで拡大しているClade2.3.4.4bと呼ばれる高病原性鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)は2020年にヨーロッパの野生鳥類に初めて確認され、その後世界中に拡大されたことがわかっています。
アメリカの野生鳥類でもH5N1の発生が確認され、これがアメリカ国内の商業養鶏場へと急速に拡大しているとのことです。
・乳牛
・ヤギ
・猫
などの哺乳類からも感染例が報告されていることが特徴です。
さらに乳牛からヒトに感染したと考えられる事例が2例発生しているとのことです。
※鳥からの感染例も含めるとヒト感染例は3例
これらの哺乳類はH5N1に感染した野鳥から感染したものと推定されており、
幸いなことに、いずれの症例も結膜炎の症状を呈するのみであり、1例目の方はすでに回復しているとのことは不幸中の幸いと言ったところです。
また、このウイルスからは哺乳類への感染性に関与する遺伝子変異は見つかっているものの、現時点ではヒトに感染しやすくなる変異を獲得してはいないということも報告されているとのことですが、日本でもこのような事例に広がらないことを祈るばかりです。
以上、アメリカで発生している高病原性鳥インフルエンザについてでした。
それでは、おやすMittsu💤
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