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一緒に話をしよう?



概要


今日は私の好きな本について紹介します✨
私の好きな本は少し変わっているかもしれませんが、なんと数学開き(左側からめくるスタイルのこと)の横書きなんです(o_o)
毎月25日に発売されていて一般の人が何気なく書いた作品が書籍になる!なんてことも…
野いちごというアプリもあって書籍を買わなくても読むことができちゃうというのがいちごぷりん的おすすめポイントです✨

おすすめの本


そんな私がおすすめの好きな本は、出版社が野いちご、出版年2014年1月で、著者*メル*さんの『君ノート〜この想いを伝えて〜』と言う作品です♪この作品のジャンルはケータイ小説と言って野いちごの出版社から出されているものになります✨

 この作品は、過去のあることが原因で心因性失声症となり声が出なくなってしまった高校2年生の花音という女の子が主人公のお話です✨花音は、友達を作ることが出来ずに常に1人で過ごすことが日課になってしまいました。そんな花音の学校での唯一の楽しみは空き教室になっているところにあるピアノを弾くこと。ある日、1つ年上の高校3年生の優が偶然、空き教室にやって来たことから2人は頻繁に会うようになります。声で直接話すことができない花音に対し、優はノートとペンを渡して2人だけの会話を始める。
と言うものです🙌

 

この作品を読んで…


この作品を読んでみて、人が感じる想いについて考えさせられました。人の数だけ言葉が存在するように想いも限りなく存在していることに気付かされ、涙が止まらなくなったと同時に想いは秘めているだけではなく言葉して伝えたいと思うようになりました。私自身も当時辛い言葉を言われた経験がありそう言った言葉に関しては忘れずに覚えているため、いい意味でも悪い意味でも言葉の力は凄い、計り知れないと感じました。SNSが普及している現代で簡単に言葉を紡ぎやすくなっているからこそ多くの人に知ってもらいたいなと思います☺️また、この作品のタイトルである「君ノート」は「君の音」という響きと内容をかけており言葉の使い方についても感銘を受けました✨
 実際に読んでみて特に印象的であった言葉は、
「みんな今を当たり前のように生きているけど、絶対に明日がくるとは限らないでしょ?もしかしたら明日には優くんの隣に私はいないかもしれない…。だから…もし明日世界がなくなったら…。私がいなくなったら…。優くんはどうする?」
というものです。この引用が私に響いたのかということについて私は「答えることが出来ない」と考えたから…。だってみんな明日が必ず来るって保証はないはずだから…。しかし!今を必死で生きている私たちは突然明日がやってこないとは考えないし考えている人は恐らくほとんどいない。つまり、この問いを投げかけられても大抵の人には分からない、突然すぎるため答えることが出来ないと考えます。自分や周りの人にとって起きるかもしれないということが限りなく無いため聞かれても答えることが難しい…。だから、私はこの言葉に強く感銘を受け惹きつけられたんだと思います☺️
 最後に私が、この作品にタイトルを付けるのであれば、「笑って君の音(君ノート)を聞かせて」です✨そのように付ける理由は、君ノートと君の音がタイトルのみならず作品内でも連想させられるほど掛けられているからである。話すことが出来ない主人公にとってノートに筆談をすることが唯一の声であるためずっと1人で過ごしていた主人公に笑って話して欲しいという気持ちを込めてこのタイトルを付けると思います😁

他にも私のおすすめがあって…それは、同じく野いちごケータイ小説から出版されている実沙季さん著書の『My best friend』と言うのも読んでもらいたいです☺️もし読んでくれた方がいましたら感想お聞かせください🙌



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