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私は井の中の蛙だなと思った話

kindleを契約しているけれども、今はタブレットを持っておらず、基本的に通勤電車でkindleを開くことが多いのですが、スマホだと本によっては読みにくいなあと思うこともあり、ここ1,2週間はkindleを開いていませんでした。

私は空いた時間の気分転換に、LINE漫画を無料範囲内で楽しむことが趣味の一つなのですが、最近はまっているのは「キングダム」

首がじゃんじゃん飛ぶ感じで最初はあまり好きになれなかったのですが、だんだん慣れてきて、まあ漫画だからね。と思っていました。

そしてふと、そういえば、中国には日本とはくらべものにならないくらい古い歴史があるけれど、キングダムとか、よく聞く三国志とか、いつぐらいの時代がモデルなんだろう?と中国の年表などを見ているうちに、中国の歴史について書かれた本をアマゾンで眺めていたところ、1冊の本が目に留まりました。

この資治通鑑に関する本、実はまだ半分くらいしか読んでいないのですが、いやいや仰天。中国には人肉を食べていた風習があったということだそうで、それも飢餓で食べるものがない場合だけではなく、罰として食べさせる場合や、好んで食べていた、などといった記載があるではないですか。

これを読んで思い出したのは、20代の頃に観た映画、「ハンニバル」。
あれもあれで身の毛がよだったのを覚えていますが、映画は言っても映画だし、みたいな感じで記憶も風化していました。

しかしこの本に書かれていることは、ほぼ実際にあったことだと認識すべきなのでしょう。

それ以外にも、人が人と扱われず、何千何万もの人々が殺され、悲痛な死を遂げたかと思うと、やりきれないのと同時に、自分は偶然にもなんて恵まれているんだろう!!と思わずにはいられませんでした。

学生自体は、世界史の面白さがわからず、(横文字ばかりで覚えずらいし。)元々日本史が好きだったこともあり日本史の成績が一番良かったくらいでしたが、この年になってようやく、もっと広い世界のことを知っておくべきと思った私でした。

職場で仲良くしている方の一人に、四川出身の方がいるので、ざっと本を読んだらこの話をしてみようと思います。


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