sansanが進化しているので色々調べてみました!
ご覧頂きありがとうございます!翔です。
本記事については主観で記載している内容となります。情報の漏れ/誤りの情報がございましたらベンダー様の情報をご確認頂ければと思います(^^)
先日東京ビッグサイトで開催されている展示会に行ってきました。中を歩いsansanの出店の仕方が気になったので本記事を書いています。
sansanグループとしては、「sansan(大手向け名刺管理)」「BillOne(経理処理)」「Eight(中小企業向け名刺管理」と3つのブースを出していました。最近ではBillOneのCMも放送されていますし、お金持っているんだなーと思いました。
担当の方に話を聞いてみると数年前とは中身が少し変わってきていたので、今回はその中でもsansan詳細について以下にまとめてみました。
・sansanの基本機能
名刺管理:名刺をスキャンしてデジタル化し、クラウド上で簡単に管理
グループ共有:チーム内で名刺情報を共有できる機能
顧客データベース:Sansanは取引先の詳細なデータベースを提供
スキャン精度:高度なOCR技術を使用して名刺を正確にスキャン
名刺情報をSalesforceに自動的にインポート
レポートと分析:ビジネスの成果を分析するためのレポートや統計を提供
機能としてはこんな感じでしょうか。表面上は特に変わってないように見えますが、細かくみると以下のようなこともできるようです。
・強化された機能詳細
顧客データに様々な情報を追加する事ができる。sansan契約者が登録した膨大な名刺情報と、昨年帝国データバンクから購入した企業データをベースにしているそうです。(sansan上の名刺情報って相当なデータ量だなと。
Refinitiv社とKYCC社が持つリスクデータベースとsansanデータベースを自動で突合し、顧客の中に潜む反社会的勢力との関わりやマネーロンダリング、⼈権侵害、組織犯罪などの情報を可視化。(参照URL:https://jp.sansan.com/function/compliance/)
sansanデータベースの顧客に対してDM(ハガキなど)を送付。送付リストの作成とデザインを入稿するだけで送付ができる。(ほぼメールと同じ感覚ですね)
セミナー管理機能として、募集ページの作成から申し込みフォーム、視聴確認ができるようですね。配信自体zoomやYoutubeの利用、外部のプロダクトと連携してのアンケート取得などですね。
sansan=名刺管理というイメージがだいぶ変わってきました。CRM要素もありつつ、ABMツールとしての要素も強化され、さらにMA機能として顧客へのアプローチもできてウェビナー管理もできる。お金もあるようですし、今後も機能拡充に目が離せません。コロナの影響で名刺交換の機会が減って「sansan大丈夫かな」という声もありましたが、、市場の状況に対応されていてそういった印象は全く感じませんでした。
・sansan社が持つサービス群
BillOne:請求書受領から月次決算処理
Contract One:契約書のデータベース化。契約情報の可視化
Order One:FAX受注に対応(文書処理や保管に対応)
ERPの要素も増えてきているようです。sansanさん、欲張り経営ですねw
このままプロダクトの開発が進むと、数年後は顧客管理〜基幹システム全般をsansanグループと契約するだけで網羅できそうな気がします。さらにAIで各機能が強化されると各プロダクトも強化されそうな印象です。
・最後に
今回の記事を書いてsansan社についての大まかな理解と今後の将来像についてなんとなく仮説ができました。(当たっているとは限りませんが)
プロダクトを調べていると各社の考えや方針も見えてくるので、ワクワクします。
お忙しい中、本記事をご覧頂きありがとうございました。自身の知識向上を目的に書いている為至らぬ点ばかりかと思いますが、今後も継続して書いていこうと思います。
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