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物事を効果的に学ぶ方法について

こんにちは。田代真寛です。
大学生になってから受験勉強から解放され目の前に様々な選択肢が広がっていました。
学びたいものはたくさんあるのですが、リソース的に全てを学ぶことはできません。
どのようにすれば効果的に学ぶことができるのか、考えてみたいと思います

前提

物事で結果を出すには「領域の選定✖︎継続力」という公式で表せると考えています。
「継続は力なり」という言葉が示すように、やり続ける力は重要なのは間違いないですが、それと同等に重要なのは、「領域の選定」言い換えれば「何をするか?」なのではないかと考えています。

どのようにして領域を選ぶか?

ポーカーは最初に二枚のカードが配られて、そのハンドの強さをみた段階でゲームに参加するかどうか決めることができます。

ポーカーを最初に勉強したときに驚いたのは、カードの二枚の組み合わせのうち参加できるハンドは10%程度しかないということです。

これは僕たちが何か新しいことを始める時もこれは当てはまると考えており、参加する領域はとにかく絞らなくてはなりません。
現在は以下の3つの基準を設けるのがいいのではないかと考えています。

①好きかどうか?
②学ぶのに適した環境が手に入るかタイミングか?
③自分が圧勝できる領域か?

①は自明かと思いますので、②と③について詳しくみてみたいと思います。
ただ①の優先度はどの程度高いかという議論は、後から出てきます。

学ぶのに最適な環境が手に入るタイミングか?

これは言い換えれば「師匠」と出会えるか?ということだと思います。

物事が上達するのの圧倒的な近道は、最適な師匠に出会うことだと思います。加えて一緒に切磋琢磨できる仲間も見つかれば最適です。

計画的偶発生という言葉を巷ではよく聞きますが、ものすごくシンプルに言えば、「良い師匠や仲間がいる領域に自分のリソースを投下した方が、長期的に自分で計画した計画よりも成功する期待値が高い」ということだと思います。

では「やりたい領域では全くない領域だけど、いい師匠に出会った」というシチュエーションだとどうなるでしょうか?

やっている間に好きになるかもしれませんし、そうならない可能性もありますよね。①と②は時に矛盾する条件かもしれません。

個人的には①のやりたいことをいくつかリストアップしておいてそのなかでいい師匠が見つかったものに決めるというやり方がいいのかなと思っています。

圧倒できる領域かどうか?

シリコンバレーの礎を作ったと言われるピーターティールの本ですが、メインメッセージは一貫して「競争を避けて、独占を行う」というものです。

彼自身は弁護士を目指していたのですが、優勝な同僚との競争で最高裁の判事になることができなかったという個人的な体験からも、過度な競争は無益な消耗しか生まないと考えるようになったそうです。

競争を行うよりも自分が活躍できる領域で戦うといった思考は様々な領域のトッププレイヤーの発言からも垣間見ることができます。

ライバルが少なく自分が圧勝できる領域で、かつ社会からのニーズがある領域こそが真に挑戦するべき領域かと思います。

継続力について

上記までで、「どのようにして領域を決定するのか?」について考えてきましたが、正直3つの全てを完璧に満たすものは人生で一度やってくればラッキーくらいのものではないかと思います。

上の3つをある程度満たした段階で継続するフェーズに移行しなければなりません。(下記の本が話題になりました)

僕はこの継続力大変弱くすぐに飽きて別のものを初めてしまいます泣
最後までやり切れたのは、大学受験くらいです。

どのような領域でもで6ヶ月やればある程度の変化が出てくると言われています。今のイメージでは半年スパンで考えるのが良いのかなと思っています。

継続する上での1つのコツは情報を遮断することではないかと思っています。
スマホを見れば、やろうと決めたこと意外にも面白そうなことはたくさんあるわけです。

ここにリソースを割くと決めた領域以外の情報を極力遮断することで「脇目も降らない」状態が作れるのではないかと思います。

まとめ

ここ数年間ずっと考えていた「学び方」について言葉にしてみました。
数年後読んだときにどのような感想が出てくるかとても楽しみです。

皆さんの学びについての意見もコメントで募集していますのでぜひ投稿してください。


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