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インド雑記 〜インドに呼ばれる〜

2023年12月中旬、インドの南東部タミル・ナードゥ州にあるヒンズー教寺院を巡る一人旅に出かけました。
きっかけは以下に記していますが、私がインドに行った理由であって、私の渡航動機を読者の方にお薦めするもではありません。
よって、「こんな動機でインドに行く人もいるのだな」くらいの気持ちでお読みくださいね〜
(インドに入国するにはビザの発給を受ける必要がありますが、そのドタバタについては昨年記事にしています。よろしければお読みください♪)

インドに行くというのは、日本の海外旅行の中ではメジャーではないのかな、と感じます。
インドに行く人は、商用を除いて「インドに呼ばれたから」という理由で足を運ぶことが多いのかなぁと勝手に思っています。
かくいう私も、2023年6月に知り合いの紹介でインドの占いをしてみようと思い立ったことが同年にインドへ行くきっかけになっています。
インドが人生の中で突如クローズアップされるなんて、全く考えつかない出来事でした。

インドの占いとは何なのか。
信じる信じないは色々ありますが、南インドの鑑定方法である「アガスティアの葉を開ける」という占い方法に挑戦した次第です。
アガスティアの葉とは、聖者アガスティアとその他の聖者がヤシの葉に書き残したとされる予言の書のことで、「アガスティアの葉を開けよう」と思うはずの後世の人々の数だけ存在するそうです。
その葉には、占いを受ける人が葉を開けにくる理由、実父母の名前、自分自身の名前、結婚していれば結婚相手の名前などなどから、3年前後の単位での病気や生活の様子、実父母との別れの時、自分自身の寿命、なども書かれています。
古代タミル語で書かれているので、ヒンドゥー教の限られた僧侶しか読めない予言の書だそうで、外国人の鑑定にはヒンドゥー教の僧侶、通訳がついて鑑定します。

アガスティアの葉の鑑定は、日本に居ながらにして受けることが可能です。
私は日本から鑑定を受けましたが、インドに行って現地で受けた方が臨場感があって良いのかな、と思いました。
しかし、鑑定を受ける中で僧侶が発する全く分からない言語の中から日本人の名前がはっきりと言われた瞬間は、驚きに満ちた体験でした。
SNSなどで個人情報を明らかにしていない人の方が、その驚きは大きいと思います。はっきりと父や母の名前、自分の名前などが言われるので。
ヒンドゥー教といえば「カルマ思想」ですが、私も輪廻の中でカルマを蓄積してきたということが指摘されました。
あくまで「カルマ思想」に準ずれば、ということであって、信じるか信じないかは人それぞれですし、宗教上の教えの違いもあることでしょう。
私は、カルマ思想を興味深い考え方と捉えているので、私が輪廻の中で蓄積してきたカルマが現世で影響を与えているとすれば、そのように考えることもできると感じました。

鑑定の結果からカルマを解消する方法を教えてもらえるのですが、それが2023年12月にヒンドゥー教の寺院を巡るきっかけになりました。
カルマ解消をインドの僧侶の方に代行して行ってもらうことも可能なのですが、私はインドに行って自分自身でカルマの解消をしてみよう、となぜか思ったのでした。
インドは、2023年に中国を抜いて世界1位の人口になりました。
そのインドを見聞して歩くことが、これからの私に必要なのではないか?
その動機として、
ただインドに行っても何をしたら良いのか見当もつかないけれど、カルマ解消として南インドのヒンドゥー教寺院を巡るという明確な目的があれば、その旅で出会う人や出来事から、インドを知るきっかけが生まれるのではないか、
そんな風に思って、あっという間に私の中でインドに行く動機が明確になったのでした。

これが、私のインド旅のきっかけです。
カルマ解消ができたか否かは定かではないですが、インドを知ることができたことは、私にとって素晴らしい体験でした。
次回以降、インドで考えたこと、経験したことなどを徒然なるままに記事にしていきたいと思います。
よろしければ、またお読みください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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