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【備忘録】ADHD判明してから性格が真逆になった話

こんばんは。物音がうるさい上の階から喘ぎ声みたいな音がして落ち着かないonemuです。とりあえずイヤホンをして逃げています。お盛んですねぇ、夏になるとお元気になれるのは健康な証拠です。

さて、わたしは7年前に発達障害(ADHD)だと診断されました。当時受けたWAIS-Ⅲでもはっきりと凸凹がわかるほど重度でした。1番高い項目は言語理解→IQ133,低い項目は処理速度→IQ86でした。
ナマケモノであること、分かっていても行動できないことはこのあたりが大きかったのです。
それが判明してから、とても後悔しました。当時のわたしは勉強ができない周りの人を見下し、めちゃくちゃ怒りっぽくて、何か問題が起これば相手を責め、他人の気持ちを考えずに自分の意見を押し付けたりするタイプでした。おそらく、当時は受験などのペーパーテストはどうにか誤魔化せていたことや、寝坊や課題の提出遅れはあるものの得意だった国・英の点数は良かったことが自信の素となっており、「人間としては駄目だけど、わたしは勉強ができる。優秀だから。」などと思っていました。

診断が出て初めて気付いたのは、わたしが今まで自分の実力だと思っていたのは自分の1番高い数値=IQ133だったが、周りから見えていたのはIQ86だったという認識の違いです。人間は自分の能力は高く自覚して他人の能力は低く見積もるというやつですね。ADHDあるあると言われるワーキングメモリーの低さですが、わたしの場合ちなみにそこまで低くなかったです(110くらいだった)。

最近わかったことですが、わたしはナルコレプシーとまではいかないがほぼそれくらいの過眠傾向があります。ADHDとナルコレプシーも深く関係しているとのこと。
わたしの場合は中学生になる頃から居眠りがコントロールできませんでした。だんだんと授業を聞けないで寝ている時間が増え、ノートも取れないから理解できなくなっていったのと、だんだんと限られた時間で多くの科目を詰め込む勉強に付いていけなくなり、週6の部活と勉強の両立ができなくなっていき、いくら寝ても寝ても寝足りない状態になって不登校に。ご飯を食べながら寝たり、寝ぼけたまま自転車に乗ってこけて血だらけになったり。おかしいと思って近くの睡眠外来に行っても当時はただの睡眠リズムの乱れだけで返され、藁をもつかむ気持ちでたどり着いた精神科。そこでようやく出たのがADHDの診断でした。

そこで今までの言動を反省したわたしは自信を一切持てなくなりました。自分のことを1mmも信じられなくなりました。正真正銘、自分には脳の神経発達に欠陥があり、忘れっぽく記憶があやふやだと証明されてしまったのです。こうなると、何か問題が起きると他人のせいにできなくなり、まず自分に非がないか?わたしが忘れていやしないか?と問うようになりました。以前のように偉そうにしていられる訳がないですよね。でも、こうなると弱い立場になりやすくなります。たぶん相手が間違ってるときでも、とりあえず自分のせいにする癖がいつしかついてしまいました。その方が楽だったからです。それが強くなりすぎたのが今のわたしなんだなと、書いていて気付きました。

でも、世の中そんなに甘くありません。自分より下を見つけると踏み躙って上に立とうとする奴は腐るほどいます。まるで昔の自分のような人間に嫌な目に何度も遭わされました。
でも、わたしは以前のような傍若無人な、傲慢な人間には戻りたくありません。それはこの7年でいろんな心理学の書籍や論文を読み、色々と苦しんで工夫してきたのに、何も成長していなかったことになってしまうからです。でも、弱者だとしてもやっぱり違和感のある時はしっかり反論して、噛み付いて行かなきゃと最近思い直しています。そうでないと、自分勝手なやつ、鈍いやつ、我儘なやつが勝つ世の中になってしまうからです。そんなのめちゃくちゃ悔しいじゃないですか。

自分が当てにならなくても、頑張ってる自分を馬鹿にされていい訳がありません。目には目を、歯には歯を。病む前のような好戦的なわたしが少し顔を出してきたような感じがして、これが躁っぽいのか、一周回って帰ってきた自分なのか悩んでおります。極端なのはよろしくないのでね。難しいよ、中庸……

ここの皆さんと時間をかけて一緒に成長していけたら嬉しいです。

何を書きたかったのか、書くうちにぼんやりしてしまって、自分の文章力の無さを噛み締めていますが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました☺️

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