【葬送儀礼0】人は生きて病み、老いて死ぬ

人は生まれたならいつか死ぬ。
古今東西それは変わらない。

その生がせめて長く充実したものであればいいのだけれども。

宗教ごちゃまぜ王国、ジャパン。
その中でも土佐ではどのような葬送儀礼がなされるのか。

私の地元は仏教が非常に強く、それも1つの宗派が大半を占めているので、葬式を仏式でやらないのはかなりレアケース。ちょっと田舎に行くと、今でも斎場ではなく自宅や寺に「ごぼさん(恐らくご坊さん)」や「おっさん」と呼ばれる、檀那寺の住職を呼んで葬式を挙げる。

同じ宗派でも、北の方にいけば、宗教的戒律から四十九日までは肉食を慎み、在家信者でも精進料理を食す。

同じ国の中ではあるけれど、地域や宗教、宗派によって葬式やそれに関わる慣例は大きく異なる。

果たして、土佐ではどんな葬送儀礼が行われるのか。

身近な人に聞き取りした範囲で書き留めていきたいと思う。

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