#39 鍼灸院での奇跡(2020年〜)とnote1周年!!
♡Mayu♡です。
今週は春を迎えたかのような暖かい日が続いています。いかがお過ごしでしょうか?私は(自称)花粉症ではありませんが、くしゃみと鼻水にやられています😨😟笑
本日、私はnoteデビューしてから丸1年となりました🥳👏🥂これもひとえに支えてくださる皆様、同じご病気の方、他病気の方、そしてご興味を持ってくださった皆様のおかげです。
前向きになろう、私に起こった事をしっかり残しておこうと決意を固めnoteを始めた私。病気のことを記事にするのは辛い記憶を思い出してしまいとても苦痛でした。それでも、誰かのためになれば、どなたかを勇気づけることが出来たらと思い書き続けてきました。
本記事(鍼灸院)、前回の記事(自費診療でのリハビリ)は今なお通い続けている病院で現在の私の状況そのものです。
(前回記事⬇️⬇️)
それでは、本題に入ります。
(鍼灸院編も例の如く長文です。短文に慣れておらずこめんなさい🙇)
私が鍼灸院に通院し始めたのは2020年4月です。
両目が全く見えず、左側が麻痺して動けず、半年から一年後にあるかもしれない化学治療にも怯えている時期でした。経過観察するしかないと大学病院の脳外科の主治医には言われていて藁にもすがる思いで鍼灸院に通い始めました。
コロナ禍に突入したため、患者さんは誰もおらず、私は初診予約を夫に依頼し、夫同伴の元鍼灸院へと向かいました。
私は麻痺のため車から降りることができず、夫にお願いして車椅子へ移譲してもらって鍼灸院へ🏥
エレベーターで鍼灸院に到着後、問診票を夫に書いてもらい、院長室へ入室。当時の私は頭で考えている事をうまく言葉に出来ず、(当時の私の会話スピードは喋り始めた幼児のようなスピードでした)夫が相談事項を話しました。
【相談事項】
①残った脳腫瘍を小さく、できればなくしてほしい(このままでは半年から一年後に化学療法必須)
②失明した両目の視力、視野の回復
③左麻痺克服
④てんかん、不随意運動の改善(※1)
※1 不随意運動とは、意図せずに身体が動いてしまい、自分では制御できない動きをしてしまうこと
を院長に話しました。その回答は……
「治りますよ。」
の一言。脳腫瘍の手術で後遺症が残ってしまい、今後の生活を考えるとお先真っ暗だと落ち込む毎日を過ごしていたのであっけに取られました。西洋医学では様子を見るしかないと言われているような難しいことをたった一言で治せるというのはおかしいのでは🤔?と正直に記載すると疑心暗鬼でした😨
ただ、夫が口コミを見た限りでは、がん患者さんの治療や終末期医療の方で余命宣告されている方が治療の効果で延命できたというコメントもあり、とりあえず藁にもすがる思いで「お願いします🙏」との言葉を返しました。
すぐに治療が行われることになりました。たくさんの鍼が全身に打たれ、(平均12-15本程度、目の治療は眉毛や瞼、目の下など)どうやら鍼通電療法という鍼先をクリップで挟み、電流を流すという治療法をとっているようでした。(フォロワーさんからその治療名をお聞きしました。ありがとうございます🥺)
ベッドに仰向けになる治療(感覚的にはくつろぐに近い感じでした)が40分程度、椅子で肘をつき、頭部に鍼を打ってもらい、同じく通電させる治療(鍼は10本程度)を受けること40分程度の計80分程度で治療は終了しました。
その後、待合室にて会計を済ませ、院長より次の予約日について説明がありました。
そして次の予約日をいつにしたら良いか迷っていると、院長よりしばらくは週に3-4回のペースで通院するようにと指示がありました。
何が何でも治さなきゃいかんと危機感を抱いていた私と夫は月、水、金、土に通院することに決めました。
通院し始めてから1ヶ月もしないGW明け、今度はてんかん発作(全身痙攣発作)で救急車で搬送されてしまった私は一旦入院せざるを得えず、鍼灸院への通院をストップしましたが、退院後から鍼灸院への通院を再開しました。リハビリの兼ね合いもあり忙しい日々でしたが、週に3-4回の通院を続けました。
それからしばらくして…リハビリのおかげか鍼灸院へ通院した成果は正直分かりませんが、車椅子行動だった私は自然と立ち上がれるようになり、次第に車椅子なしの生活となりました🚶🧑🦯
また、てんかん発作も一度も起こらず、不随意運動もほとんどなくなりました。
続いて最大の問題点だった、手術では摘出出来ずに残っていた脳腫瘍は………半年後にクリニックにて行ったMRI検査の結果、腫瘍自体が小さくなり、化学療法の必要性はなくなりました。そして経過観察を続けることとなりました👏㊗️🎉
(記事はこちら⤵️⤵️)
治療再開となれば化学療法が必要なので、本当に良かったです☺️私史上最も嬉しかった出来事でした‼️‼️
そしてそして、今後の生活を考えると一番ヤキモキしていた視力問題は通い始めてからしばらく経ったある日に左目にヒカリを感じるようになり、治療を始めて今年4月末で丸四年となる現在は後遺症の記事でご紹介したように、ポスターのようなおおきなタイトルなどはぼやっと見える程度まで回復(左目)し、右目は手を振っているのがわかる程度まで回復しました✨ちなみに、鍼灸院に通うと、普段は白色電球があると遮光用のサングラスを付けないとまぶしくて倒れてしまいそうになるのですが、治療後は遮光用のサングラスをかける必要がなくなるのです。眩しさがまるでなかったかのようになるようです。(翌日以降はサングラス生活に戻りますが…)
左麻痺については、麻痺が少し改善したような気もしますが、完全な麻痺完治には至っていません。ただ、右利きのわたしは右手で通常パンを食べていますが、左手のみでパンを食べたり、左手を使って右手で容器を保持してヨーグルトを食べることができたりできるまで回復しました💗❣️❣️
脳腫瘍の件と視力回復の件は諦めるよう大学病院の脳外科主治医から話があったため、今なお主治医からは驚かれ、西洋医学では説明が付かないけど調子がよくなるようであれば鍼灸院への通院を続けた方が良いと言われています。
車で高速を使って1-2時間ある距離にあり、電車が使えない私にとっては治療費に加えて交通費の面で負担がかかりますが、通院して効果があった鍼灸院だけにこれからも通院を続けようと考えています。脳腫瘍をより小さくするために、痛みはあるがより効果が出やすいと先生に言われて足の甲→裏に鍼を打ち始めました。
以上が鍼灸院での私に起きた出来事です。お医者さんや周りの人に諦めた方が良いと言われる事もあると思いますが、過度な期待はしないものの希望は捨てずに諦めずに色々試してみると何かが起きるかもしれないと思えるようになりました。
どなたかのお役に立てれば幸いです。
これから先は何かトピックスがある時に発信していきます🙆♂️
脳腫瘍を機に私は第二の人生を歩むこととなりました。
第二の人生を歩むのも悪くない。今はそう思えるようになり、明るく前向きに日々過ごしています。
絶対後遺症に打ち勝ち、幸せな人生を取り戻す。これが私に課された使命なのかもしれません。復活の日々はこれから先何十年も続く永遠の課題だとは思いますが、体当たりでぶつかっていきます🔥💪
(本内容は2020年〜現在私の身に起こった内容を振り返りながら記事にしています)
2024.02.16記
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?