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手帳持ちという言葉が悪口に使われる謎

私はゲーム界隈のSNSをしていた。
その頃に「手帳持ち」との言葉が
よく悪口で使われていた。

精神疾患や病気で障害者手帳を持つ人達が
身近にいる私は目を疑った。

何を言っているのか最初は、意味が分からなかった。
少しの想像をするだけで
行きつく場所が分からないのだろうか…

世の中には、反する人たちが一定数いる。
だから犯罪は無くならないし、
悲劇が消えることはない。
頭では理解してるつもりだ。

しかし、あまりにも多すぎる割合である。
ゲームが下手な人や迷惑行為に対して、
障害、手帳、頭の病気、、人権がないもここに含みたい。

ゲーム用語で言ってみよう。
「社会で使うと1発BAN💣」
そんな言葉が蔓延っている。

ゲーム界隈なので仕方のない話である。
これで片付けて良いものか。
彼らは所謂、健常者でありそれ以下を卑下する
環境で生ぬるく暮らしているのだろうか。

それも違うのか…そうなのか…。
言葉は自由というが、あまりに酷い。
その中には春まで小学生だった子どもたちもいる。

責任はまだ親にある年齢である。
彼らの世の中は、まだまだ狭い。

親は知っているのだろうか。
「ガイジ下手やめろ」そんな言葉を使う環境に
自分の子どもたちは毎日存在しているのだ。
親も毎日のように
「おまえは脳の病気か」とでも言っているのだろうか。

環境は人間をつくる。
ゲーム界隈のSNSもまた、未来ある人間を作っている。

全てに寄り添えというわけではない。
人の気持ちを汲みすぎては、
どこかの国を思いすぎて、水一滴と飲めなくなる。

そうではなく、想像力の乏しさを残念に思う。
ゲームには想像力という
他では出来ない大きな魅力がある。

しかしゲーム界隈のSNSでは、
言葉が塵のように
誰にも当たらないものだと思われがちだ。

少し前の日本と今はちがう。
情報のアップデートが得意な層が
アップデートに遅れている痛みを感じる。

時代は変わる。
生き方も変わる。
しかし言葉の先にある想像力は、
はたしてアップデートされているのだろうか。
疑問に思いながら今日も言葉を探している。


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