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[適度なリスクを取れ]経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて

■印象に残った部分

 世の中は、リスクを取りたくない人が、リスクを取ってもいいと思う人に利益を提供するようにできている

p86

自分は「リスクを取りたくない人」そのものなので胸に刺さるが、上記は当たり前といえば当たり前だなと。リスクを取っているんだからリターンがあるべきなので。

①他人と取り替え可能な同じような人材になる、②会社が用意した働き方だけで満足する、③雇用不安や賃金減少のリスクを極端に嫌う 
人になってはいけない

p90

まさに自分…。

・「人材価値のピークは35歳」「新卒2年目までに転職できる人材になれ」などレベルが高いアドバイスは、キャリアとか転職とかからもう距離を置きたい自分には耳が痛い。
「サンクコストにこだわるな」だけ参考にして、あとはちょっとスルーさせていただきたい。
立派なビジネスマンになりたい人にはきっと適したアドバイス。

・幸福の決定要素は「自分が承認されている感覚」
山で一人で暮らしている人には当てはまらなさそう。
今の自分は家族と健康に生きる・自由な時間を持つことが幸福だと思っているので個人的にもあまりピンとこない。

失敗しても致命的でない程度のリスクを積極的に取って、リスクの対価も受け取る。

p181

多分そんなに挑戦せずに生きてきた自分に、「致命的でない程度のリスク」もとれるのか分からないけど、覚えておきたい。

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