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2024年7月の記事一覧

映像化(多分)不可。最後に先入観が覆る:『ずっとそこにいるつもり?』【本紹介】

映像化(多分)不可。最後に先入観が覆る:『ずっとそこにいるつもり?』【本紹介】

短編集5編からなる小説。
全体的に、最後に読者の思い込みがひっくり返される、という構成。
登場人物を思い浮かべながら読み進めると最後にあれ?となり、また最初から読み返したくなる。
文章だからできるやり方なので、映像化はできなさそう。

一番印象に残ったのは、最後に掲載されている「まだあの場所にいる」。
主人公の教師が、転校生の倉橋美月と周囲の距離感が不自然に近いことに違和感を抱く物語。

短い文章

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人生の潮目を読んでチャンスを掴む:『仕事にしばられない生き方』

人生の潮目を読んでチャンスを掴む:『仕事にしばられない生き方』

仕事から自由になる!という内容を期待していると、違う意味で驚かされる本。
自分は仕事を辞めたいと毎日毎日悩んでいた時、この本のタイトルに惹かれて手に取ったのだが、内容は予想と全く異なっていた。

テルマエ・ロマエで知られる漫画家である著者が、子供時代からさかのぼり仕事・人生の遍歴を書いた本なのだが、これまでの道のりが普通ではない。

・急に行けなくなった母親の代わりに14歳で1ヶ月ヨーロッパに知人

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