「成功の秘訣」の記事を読んでみての感想 Part2

こんにちは。
付加価値提供者です。

前回の記事はなかなか評判が良かったようでした。
それだけ多くの人に見て頂いたってことみたいで、久々にありがたい気持ちになりました。

さあ、今日は残りの教訓について見ていきたいと思います。
あとTwitterも始めたのでよかったらこちらもご覧ください。

スキルは一つのことに集中して磨くべき

はい。こちらはいわゆる多芸多才ではなく、特定の分野の専門家を目指すべきという考え方ですね。
例えば文系理系の考え方は身近だし、会社などの組織も部署や業務内容は分業制で成り立っています。
これもnoteをご購読の方は当たり前の考えだと思います。

それでは見ていきます。専門家を目指すべきという考えですね。
専門、分業、取捨選択・・・
この考えって現代社会を支えてきた実績がある一方で、多くの方を苦しめてきたとも思います。
だって同じことばかりの人生なんてつまらないですよね。

とある漫画で
「退屈な毎日の唯一の希望は、冷蔵庫の中で冷えたビールたち」
というセリフがありました。
一応その漫画医療漫画で、このセリフの主も医師です。

でもこの言葉自体は多くの社会人が感じていることだと思います。
毎日が退屈、自分は何のために生きているのか・・

私は流行ってまさにその兆候だと思います。
退屈な毎日を新鮮にしてくれるコンテンツがあるとハマって、しばらくリピートし続ける訳ですね。
ただやっぱりずっと同じことを続けていると飽きてしまう。そうすると新しいことを探す訳です。

ここまで言えばすでにわかったと思います。
この言葉もまた机上の空論なんです。
つまり同じことを続けてやることは人間にとっては向いていないんです。

じゃあどうすればいいのか。
私もそれをずっと考えてきました。
正解なんてありません。
そういったときは成功した人はどうだったのかを考えてみることです。

皆さんは成功者というと誰を思い浮かべますか?
恐らくはスポーツ選手や経営者を思い浮かべると思います。
Ex.メッシ、ロナウド、イチロー、大谷翔平、スティーブ・ジョブズ、イーロンマスク、ジェフベソス

これらに共通している点は何でしょうか?
環境や身体能力といったありきたりなことではないと考えています。

多くの人は「お金」と考えているでしょう。
これは少なくともメッシやロナウドは当てはまりません。
彼らは幼少期それほど裕福ではありません。

身体能力、これも当てはまりません。
なぜならメッシは幼少期の病気の影響で身長は低いですし、イチローもプロ野球選手の中ではそれほど身体的アドバンテージはありませんでした。
経営者にしてもスティーブ・ジョブズは学歴的にはそれほど優れていません。

では「運」はいかがでしょうか?
これは当てはまりそうです。
メッシもロナウドも幼少期にクラブに見出され、恵まれた環境を手に入れたからこそ自分の能力を磨けました。
イチローも野手として当時オリックスの監督であった仰木監督にその能力を見出されました。
大谷も栗山監督の元、二刀流としての可能性を信じてここまでやってきました。
ジョブズも大学を中退することを選択したからこそ、カリキュラムと無関係のカリグラフィーの授業に出会うことができました。
ちなみにイーロンやジェフベソスに触れていませんが、ぶっちゃけ大半の日本人から見ればエリートです。
イーロンがお勧めしている本がありますが、私ですら読んでも意味不明でした。

冒頭のテーマに戻りましょう。
「一つのことに集中するべき」ですね。
成功者の共通点が「運」だとすればやはりこの言葉も矛盾しています。
だって「運」で決まってしまうのであれば、一つのことに集中しても報われないということになる訳です。
結論、運なので一つのことに集中すれば報われるわけではありません。
そのためこの言葉もまた机上の空論でした。

・・・という訳にもいかないですね。
いや、これでもいいんですが、やっぱり希望や新しい学びが欲しいですよね。もう少し掘り下げてみましょう。

そもそも「運」とはなんでしょうか?
メッシがバルセロナに見出されていなければ、自身の病気を克服できません。たしかにその点では運がよかったかもしれません。

ん・・?そもそも病気を抱えていること自体「運」に恵まれていると言えるでしょうか?
ジョブズもカリグラフィーの授業に出会ったことは運が良かったかもしれませんが、別に学校そのものに行かないって選択肢もありました。

そう、皆さんからみて成功している、運が良いと思われる人々も全てに恵まれているわけではないということです。
どちらと言えば、それらをきっかけとして原動力にしているとも感じます。
運で説明ができない、まるでドラマのようなスターたちだということです。
ますます説明ができない気がします。

ではどうすれば説明ができるでしょうか。
ここで私が彼らの共通点を挙げていきたいと思います。
それは「情熱」だと思います。

彼らは環境に恵まれていた訳ではありません。
でもそれぞれ輝ける分野、能力を持っています。
そしてそれを磨いてきました。
いや、「情熱」があったからこそ磨くことができたのだと思います。
これこそが皆さんとの違いなんです。

おそらく大抵の人は思うでしょう。
「自分には情熱を持てることなんてない」
「それでも環境に恵まれていない」
「情熱を持てることに出会えたこと自体が奇跡」
でも「情熱」を持てないと成功できません。

じゃあどうやって「情熱」を持てることを見つけることができるでしょうか?
正解はありません。
そう、正解がないからこそ様々なことに触れ、探し出さなければいけないのです。
でもいつも同じことをしていたらどうでしょうか?
探せるはずがありません。それこそ運になってしまいます。

結論、「特定のことに集中するべき」というのは自分の中で「情熱」を持っている人だけに該当するということになるのです。
そしてその「情熱」を持てるものを探し出すには、「特定の分野に集中」してはいけないというなんとも皮肉な裏側を隠しているのです。

ご精読ありがとうございました。
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