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糖尿病のお仲間の強い味方の紹介


前回に引き続きフリースタイルリブレについて説明します。

フリースタイルリブレとはアボット社のダイアベティスケア事業部が、より良い血糖コントロールの実現に貢献する為に提供している血糖値測定器です。

フリースタイルリブレの写真

主な内容紹介

フリースタイルリブレを使用する際は2通りの方法があります。

  • 血液から測定することができる測定器を用いて血糖値を測定する

  • 携帯のアプリを使って測定する

前者の血液から測定する機械
こちらでも、リブレは使用できます。

私は後者の携帯のアプリを用いて血糖値を測定しています。

それでは、携帯のアプリを用いて詳しく解説したいと思います。

スマホのメニュー画面

上の写真の様に

  1. 履歴

  2. アラート

  3. 日内パターン

  4. 目標範囲内であった時間

  5. 低グルコースイベント

  6. 平均グルコース値

  7. 日内グラフ

  8. 推定A1c

  9. センサー使用頻度

と、たくさんのメニューがあります。
それでは一つづつ、簡単ですが説明させていただきます。

1.履歴

1日毎に測定した時間と血糖値、メモしたマークが表示されます。

履歴の画面
最近上手くコントロールできてますw

メモとは、下の写真の様に血糖値を測定した際に記すものです。

  • 食事のタイミング

  • インスリンの単位

  • 運動量

  • その他どんな状況だったなどのメモ



を残す事ができます。

履歴の画面の左側の色は、血糖値の値で変わります。

  • 低血糖の時は赤

  • 規定範囲内の時は緑

  • 少し高めの時は黄色

  • 高血糖の時は橙色

2.アラート

こちらの機能は、

  • 低血糖

  • 高血糖

  • 受信圏外

の場合にアラート音やバイブレーションでお知らせをしてくれます。
私は仕事柄使用はしていませんでしたが、低血糖や高血糖に気付けにくい時は使用すると血糖値コントロールはしやすい機能だと思います。

3.日内パターン

こちらでは、血糖値の値をわかりやすいグラフで表示してくれます。

  • 7日平均

  • 14日平均

  • 30日平均

  • 90日平均

の4パターンを表示する事ができ、数値ではなくグラフでパッと確認できる為現在の血糖値の偏りや、傾向を把握する事ができます。

  • 3食の内どこで血糖値の変化が大きいのか

  • 時間帯でどの時間の血糖値に偏りがあるのか

などを把握するのに重宝します。

ちなみに、私は血糖値が70〜175mg/dLを正常値の範囲としており、緑の線で表示されています。

できるだけトゲトゲのグラフにならないよう血糖値コントロールする様にしています。

これまた最近調子がいいんですw

4.目標範囲内であった時間

こちらでは、先ほど説明しました、4種類の色を用いて、

  • 高血糖

  • やや高い

  • 正常値

  • 低血糖

であった割合を棒グラフで表しています。
こちらも、7日平均から90日平均を確認できます。

緑の割合が高いのがベスト!

5.低グルコースイベント

低血糖が発生した時間帯と回数を表示します。
こちらは、病院での受診の際に主治医の先生がよく確認されていて、どのタイミングの低血糖が多いのかを把握する時によく使われます。

こちらも、7日平均から90日平均で表示する事ができます。

まずまずですね^_^

6.平均グルコース値

時間帯毎の平均値を数値と4種類の色でわかりやすく表示してくれます。
下には現在の全体の平均値を出してくれます。

こちらは、現在の血糖値の平均値がわかる為、どの時間帯が上がるのか、または下がるのかなど把握する際に使用します。

今まで同様に7日平均から90日平均で表示します。

私は普段あまり見ることはないですね

7.日内グラフ

日内パターンと同様のグラフですが、こちらは1日単位での表示となり、追加でメモのマークが表示されます。

  • 食事をして何時間後に上がった下がった

  • 運動量での下がり具合の把握

  • 食事内容での血糖値の上がり具合

などメモを活用して、血糖値コントロールの状況把握をする際に使用します。

私は普段こちらをよく確認して血糖値コントロールに励んでいます。

この日はほぼパーフェクト💯

8.推定A1c

ズバリ、推定のヘモグロビンA1cの値を表示します。

この値は主に、1ヶ月前の値とも言われ体の状態を数値化したものと捉えています。
正常値に近づけていけられればベストですが、近くなればなるほど、血糖値コントロールが難しくなるのが私の所感です。

正常値に近いに越した事はありませんが、自分が1番コントロールしやすい値がベストだと思います。

気長に付き合っていきましょう!

まだまだ高いので頑張って下げたいと思います!

9.センサー使用頻度

最後はセンサーの使用頻度ですが、こちらは

  • 総スキャン回数

  • 1日の平均スキャン回数

  • 取り込まれたセンサーデータの割合


を表します。
7日平均から90日平均で表示できます。
私はほとんど確認した事がないですが、どのくらいこのセンサーを使っているのかの使用頻度が確認できます。

まとめ

以上の項目の内容が携帯一つで把握する事ができます。

少々長くなってしまいましたが、フリースタイルリブレの用途が理解できたのではないでしょうか。

私達が血糖値コントロールをする上でこれだけの判断材料があれば上手に糖尿病と付き合っていけるのではないかと思います。

以上今回はフリースタイルリブレについての説明でした。
実まだまだ使い道があるので、また様子を見てこちらにアップしていけたらと思います。

それでは、また次の記事でお会いしましょう♪

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