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メモ『教養としての「地政学」入門』

全く読了できていないのでただのメモ。最初のこの1文だけしか印象にない。いつか改めて読みたい。(多分読まないやつ。)でもこの一文が社会におけるあらゆる学びに繋がると思うので、記録として書いておく。

『国は引っ越しできない。これが地政学が存在する理由である。』

『教養としての「地政学」入門』

国は引っ越しができない。過去自国を自らの意思で所有していた領土を放棄した国はおそらくない。その土地で国家を形成するには狩猟採集から農業への移行、定住のプロセスがある。その時点でそこでの生活基盤があるのだ。それを放棄するリスクは大きいし、その時点で周囲の民族や、国家との利害対立が存在する。

じゃあその周辺の国がどのような国かを選択できるか。当然できない。日本の西側にロシア、中国、北朝鮮がいても、それを変える事はできないのだ。

しかも日本は鉱産資源に乏しく、必ずしも大規模な産業に適した土地とは言い難い。

気づけば親ガチャという言葉が生まれて久しいが、要は国ガチャがあるよねと。周りの国も、自国の国力も歴史、地理的な要因を多分に受けていると。その状況で、行われる国家の営みが地政学という事なのだろう。ちなみにネットに落ちてた記事では日本は2位。

個人的には全く2位じゃない。好きだし、日本以外で生活することは想像し難いが、結構ハードモード。日本海介した隣国との関係。アメリカとの同盟関係。輸入に依存する資源。台頭するアジアの国々、減少し続ける人口。枚挙に遑がない。

この課題を解決していく人材が必要で、少しでも未来ある若者に有益な話が出来るよう学びを止めてはならない。

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