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When they turn the lights on I’ll be stronger


2023年4月3日ONE OK ROCK Luxury Disease JAPAN tourに行ってきた。
場所は東京ドーム。

実は私は2月の福岡2daysに参加したので、今回のツアーは3回目だ。しかし、3回目でも新鮮味とワクワクをとても感じていた。

ONE OK ROCKが日本に帰ってきた。しかも、ただ帰ってきたのではなく、とてつもない進化をして帰ってきた。アメリカでアルバムLuxury Diseaseを著名音楽家たちと制作し、アメリカツアーやヨーロッパツアーを経て、自信に満ちあふれた顔をして今回のライブに臨んでるようだった。

1曲目はwonder。早速新アルバムからの曲だ。Tomoyaがステージの下から登場しドラムをかき鳴らすと、RyotaとToruがステージとは反対側から登場する。そして肝心のTakaはというと、なんとアリーナの警備員に化けていたのだ。ONE OK ROCKはこうしたエンターテイメント性を兼ね備えているのがとても良い。
wonderはサビで「wonder」と叫びながらステップをする箇所がある。観客も自然と体が動き出す。最新曲にも関わらず、1曲目からONE OK ROCKの世界だった。

2曲目はSave yourself。これも新アルバムからの曲だ。最初の強烈なギターサウンドが鳴りTakaのドライで力強い歌声が会場に響く。この曲はアルバムのリード曲であり、ファンからも人気の高い曲だ。会場の熱気は一気に上がる。

今回のライブでは、カゲロウや努々など懐かしい曲も披露された。カゲロウが始まると会場全員が乙女になったような雰囲気だ。努々は滅多に披露されないが、今回は新旧がコンセプトということで、toruも渋々承諾しながらもノリノリで歌っていた。

そして、アンコールの1曲目にはWhen they turn the lights on。今回のアルバムの中で唯一アンコールで披露された曲だ。コロナ禍の中、誰もが不安や孤独を感じただろう。しかし自分の周りにはたくさんの人がいて、その一人一人が自分にとっての光。その光に気づいたとき私たちはより強くなれるということを1表現者として力強くストレートに歌い上げていた。

「コロナという夜が少しずつ明け、周りの光が見え始めた今こそ私たちは強くなろう」という決意を抱かせてくれた。そんなライブだった。

 I’ll be stronger when they turn the lights on.
彼らが光を当ててくれた時、私は強くなれるだろう。

最後まで読んでくださってありがとうございました!!


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