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SHOW-Hey!と、I-Pay!の話。

かつてクロマティという選手がいましたが、やはりクロ=黒の連想があいまって、子供たちにも大人気でしたよね。僕は、小学生だったと思います。もしかしたら最初に覚えた外国人の名前かもしれないですね。

その後、巨人にガリクソンが入るわけですが、これもガソリンを連想するので覚えやすかったです。陸上界では、カール・ルイスもカレーライスに引っ張られて、親しみやすさがあったよね。だから、僕らの世代の100メートル記録保持者といえば、カールルイスなんですよ。その後、ベン・ジョンソンって人が記録を破るけど、ドーピングで捕まった時は、やっぱりダメだよなと。だって「便所」を連想するんだもの。

このような話って、すごいですよね。「kinky」が「性的異常者」って意味だから、近畿大学は「KINKI」って表記をやめて、「KINDAI」にしたとか。僕も子供の名前つけるのに、子供が将来アメリカで誤解を受けないような名前にしなくてはいけないと思って、色々調べた時に、「大」は「Die」を連想するって聞いて、そんなこと言われても困るな―と思ったけど。

でもそれは、必ずしもそういうわけでは無くて、例えば松坂大輔が、レッドソックスでつけられたあだ名は、「Dice-K」というもの。「K」は、英語では三振、Diceはサイコロだから、サイコロを転がすように、どんどんストライクを量産していくイメージなんだろうな。だから、あんまりシビアに考えすぎてもいけないんだろうね。

イチローは、itchyが、かゆいって意味だからねえ。ちなみに外国人が日本の数字を覚える時は、イチ=itchyの連想で覚えるみたいです。イチローは、itchy(かゆみ)がLow(低い)っていう連想になるのかなあ。メンソレータムみたいな名前のように感じるんですかねえ。


そんな風に思っていくと、「SHOW-HEI」は、「Hey!」を「SHOW!」するんだから、アメリカ人には明るいイメージしかないんじゃないかなっていつも思うんですよ。だって、すごく楽しそうに、ショーヘーイ!って言ってるじゃないですか。なんだろ。もしかしたらWASSHOY、ワッショイっていう名前の外国人が日本で100年に1人の活躍してたら嬉しいみたいな感じですかね。

だから「IPPEI」も親しまれたんじゃないかな。「ショーヘイ」と「イッペイ」って音が似ているし、本当に2人が兄弟のようにじゃれ合っているのを微笑ましくみていて、大谷翔平という1000億円の価値をもつ挑戦をしている人を、俺たちに代わって支えてやってくれという、みんなからの期待も込められていたわけで。

そんな人が、ギャンブル依存症というのは、やはり人間ていうのは分からない。1000億円を支えるプレッシャーは、想像以上だったのでしょうか。やはり大スターには、スキャンダルは付き物だから、これも彼の大記録への挑戦には必要な試練という考え方なんでしょうか。ちなみにイッペイの音の中には、「ペイ」が含まれています。I-PAY。何か代償を払うことが連想されていた名前だったのかもしれない。その代償は、彼だけが抱えてこの問題が収束すればよいのですが。野球に専念するShow-Heyを、僕たちは観たいです。


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