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永代経後の「反省会」の話

昨日、本家のお寺の永代経初日でした。
永代経とは、お経を末代まで伝えて読んでいきましょうという法要です。
本家寺には講師の方がいらっしゃって、法要後は
コンサートが行われました。

私は、相変わらず(未だというべきか)
法中の皆さんと打ち解けられません。
私が対人恐怖があるからでしょう。

そして、この日の夕方、「反省会」が催されました。お坊さん方の飲み会です。反省会が私は苦痛でした。本家の住職が「5時45分にタクシーが迎えに行くのでよろしくお願いします」と仰いました。
これでいよいよ、逃げられなくなりました。

私が反省会が苦手な理由を、タクシーの中で考えていました。私には、いじめられていた学生の頃、陰惨な目に遭い、同年代の人が怖くなりました。
そして、「この人は大丈夫?」と人をじろじろ見る癖がついたのです。それは、中々治りませんでした。それをカバーする為に私は話術を鍛えました。
が、私の挙動不審は直ぐに露呈してしまい、
「おい、〇〇寺はどうやらおかしいぞ」という話になっていくのです。

タクシーが隣町の飲み屋に着いて、私はモジモジと
皆さんを待ちました。私が反省会が苦手な理由は
沈黙が耐えられず、うわーっと飲み食いしてしまい、私のツマミが瞬く間に無くなり、酒をハイペースで飲み下して潰れてしまうのです。

「今日はやらかすまい」
飲み会が始まり、私は旦那に教えてもらった方法で
チェイサーを挟みながら日本酒を呑みました。
皆さん、それぞれ日本酒や、ワイン、酎ハイなどを召し上がっておられました。

講師の先生方のお話を序盤は覚えていません。
飛ばし過ぎて酒に酔っていたからです汗

それから、チェイサーを挟み、ゆっくりゆっくり呑みました。じろじろする余裕も無くなり、
お坊さん方も皆さん酔いが回って来ました。
講師の先生が奥様との入籍日を寺の経常費の通帳の暗証番号にしていたのだそう。ところが奥様が入籍日を間違えて把握していた為、若院さんがお金を引き出せず、帰って来てそれが発覚した話が
頭に残っています。

6時から8時半まで何とか耐え忍び、帰宅しました。
日本酒を1人で結局1合は呑みました。
皆ベロベロでした汗

2日目の永代経も無事終わり、これで幾らか楽になりました。飲み会が苦痛な方が切り抜けられると
良いなぁと思いながらコレを書いています。
チェイサー、侮れません。

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