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展示についての考察

どうも田中です。

え〜〜〜今回考えていきたいのは「展示」という行為そのものについてです🐛🐛🐛

これまた正解が無く、僕と同じような活動している人が展示についての考察を書いていないかと「アート 展示」などと検索してnoteの記事を探してみるが大抵は「○○展を見てきた感想」などの展示の感想や考察についての記事しか出てこない。🦖🦖

日本語は含蓄が多く、難しく不便な言語であることを痛感した🦄

僕は展示がとても苦手です。

それに加えて、お借りしている空間がじゃじゃ馬すぎて空間を支配するどころか空間に振り回されている。
正直、作品はただ並べてる様なものだし展示というにはお粗末な状態なのであまり偉そうな事は語れないが、それでも浅薄な知識と経験をかき集めて頑張って考えていこうと思う。

展示空間といえば一般的なのは「ホワイトキューブ」だろう。

確かにホワイトキューブは真っ白で情報が無い空間で作品と作品の余白を作り、作品の没入感を高める事ができる。 代わりに作品と作品が断絶され、「個」と「個」であることが強調される。白い空間は淡々と冷たく無機質に作品を作品たらしめる。そういった趣旨なら展示はしやすい空間と言えるだろう。

しかし作品と空間の一体感は皆無なのでインスタレーションなど空間を含めて作品を演出したい場合はまた違った空間づくりをしなければいけない。

次に作品と調和した空間づくり

学部生の先輩の卒展
院生の先輩の卒展

大学時代の先輩の展示風景を拝借。。。

1枚目の画像では背景の青いパネルは自身で用意したパネルを着色しその上に作品を配置して作品同士の繋がりを設けて世界観をより強固にしている。
2枚目の画像は壁にベニアを貼り付けそこにドローイングを展示、手前には石膏で作成された彫刻が置かれている。

画像の作品群はインスタレーション的なアプローチで展示がなされている。

ホワイトキューブが絶対正しいとも限らない。他にも作品のコンポジションから場所性、展示の温度感、キャプションの有無、外と空間をいかに接続するかなど作品とその見せ方は千差万別だ。
彫刻に関しては台座と作品の関係性から深く考察されているがそれは僕も正直よく分からないのでいずれ勉強していきたい。

たまに知り合いのアーティストが展示についての考えをトークテーマにして話すが様々な事を深く考えている。彼らも手探りで自身の作品を魅せる空間づくりを実験的に行っている。

さながら展示ないし展示空間とは実験でありパブリックに開かれた実験場なのかも知れない。

良い作品にはどこか共通項があるように良い展示にも何かしらの共通項や技術があるのだろう。

以上、展示についての考察でした〜〜〜〜🐛🐝🐌🦋🐞

また次の記事でお会いしましょう。ではでは👋

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