床に散るわたし
死にたいというより、苦しすぎて、
死にたい、までたどり着けない日。
部屋が整理されかけていた(自分でやった)ので、
それが今のムシャクシャした気持ちと合わず、
引き出しの中身を床にほおりだした。
洗濯物の山の上に、出掛けるために必要な化粧品類など、日常使用するすぐ手に届かないと永遠と外に出られないものたちを投げた。
君たちも私と一緒だね…
ごめんね…
って思いながらぐちゃぐちゃにしてあげた。
少し安心する。
本当は部屋の全てをそうしたいけど、できない。登山の感覚と同じ。
下山する体力を残しておかないといけない。
片付ける労力を残しておかないといけない。
中途半端に荒らした部屋ができただけだ。
休職延長が決まった。
安堵から数日、すぐに鬱展開になる。
先が見えなくなった。
どうも昔から、短期らしく待つのが嫌いらしい。
まさか自分は、休職期限が切れることを、待ってると認識してのか?
「今は休め」なのに?
体調が悪いから休んでいるのはありがたく思う。
心がというか、脳が疲れているのも、低刺激で安眠できる生活が保証されてありがたく思う。
ただ、私のいいところであり悪いところである、「気にする」ことに関しては、ベッドにいることとか、体を休めることとかは、心が休まらない。それこそ考えすぎてしまう。
恋人との距離間もわからなくなった。
どんなにライン送ってもいいというのでラインしまくったら、少し落ち着け と言われ放置される。
今一番不安で、どうしようもなくて、誰かに頼りたい、そんなときに、一番助けて欲しい人に突っ放された感覚で、寝込む。
睡眠薬を、処方ぎりぎりまで飲んで寝た。
一日寝た。おすすめの映画やアニメを見た。
泣いた。ラインをいつ返そうか、見捨てられるのか…という不安の中、残り香の睡眠薬で逃避するように寝込んだ。
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