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天神様と学問の神様

学生の心強い味方、天神さん。 学問の神様として知られています。 しかし、この天神さん。 初めから学問の神様であったわけではないようです。 天神さんを祀る北野天満宮についてこんな話が伝わっています。 無実の罪を負った女房を天神さんが助けてくれた、というお話でした。 犯人二人を「獅子舞のように」踊り狂わせたというのが、滑稽なようで、ゾクッとするような怖さを感じます。 また北野天神縁起絵巻『敷島女盗衣』では、犯人の敷島の姿が上裸であるのにも、なんらかの意志を感じますね。

    • ヲニと考える夜の歌

      友達が歌を作ったらしい。 キリマンジャロというバンドが好きな人で、水曜定休のかき氷屋で働いている。 髪も爪もアイシャドウとかもエメラルドグリーンの綺麗な人だ。 勢いがあってちょっと圧が強くてたまにちょっとほんのすこし怖い。 こんな歌だそうだ。 ①と②、どっちの歌詞がいいか選べ、ときた。 これは迂闊に返事すると怖い。 「どんな夜に」「どんな夜を」、 たった1文字の違いだが、選ぶとなると格助詞「に」「を」の違いを掘り下げる必要がある。 こんな時は、極端な文を作って

      • 本日は十三夜

        思ったわけです。 なんか今日、やけに月が綺麗だなぁ と。 今日はかなり落ち込んで帰っていたので、ちょっと上を向いて歩こう的な、そんな感傷的な個人の心理状態のためかと思っていました。 が、ちゃんと月が綺麗なのには理由がありました。 本日は「十三夜」なのだそうです。 思い返してみると、まったく同じ現象が、中秋の名月、すなわち「十五夜」でもありました。 その日もなんとなく空を見て「なんか今日やけに月が綺麗だな〜」と思って帰宅する。 すると、ニュースやTwitterで『

      天神様と学問の神様