さくらももこごっこ

私はさくらももこの書く文章を敬愛している。
なのでたまに、さくらももこごっこをしている。さくらももこが書くような文章に、いかに寄せてものを書けるかという遊びだ。ただ悲しいことに、そのごっこ遊びに付き合う人は誰もいない。

せっかくnoteを始めたので、これを機に、私がこれまでに生み出したさくらももこを真似て書いた馬鹿な文の一例を世間様に公表したいと思う。

タイトルは「虫の話」とでもしておこう。

虫の話


一体全体どういうわけか、私は虫に好かれる。
虫に好かれたってなんの得もないのだから、私からすると迷惑以外の何者でもないのだが、そんなことは虫からするとどうでもいいらしい。

健気に体当りしてくる虫たちをみると、男につきまとわれるモテ女の気持ちがわからないでもない。とにかく鬱陶しいのだ。

一度、なぜこんなに虫に付きまとわれるのか占い師に見てもらったことがある。なんでも私の前世は虫だったらしい。それが影響して虫に好かれるというのだ。

あまりにもバカバカしすぎて占い師に勧められた「虫に嫌われる方法」とかいう怪しい本の購入だけは無視しておいた。


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