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2冊目 92歳に現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て 大川繁子

これは妻が買ってきた本で、妻はまだ読んでいない本だ。

俺は読むの2回目になる。前回読んだのは数年前だ。

2時間ぐらいであっさり読めた。


主体性

著者は92歳だから青春時代はガッツリ戦時中で、

軍国主義に洗脳されて敗戦した瞬間、その洗脳が解けるわけ。

そこでこのおばあちゃんは「自分で考えて自分で判断する大切さ」を学んだ。

何を信じるかは自分で選び取りたいと思ったらしい。

うーん、やっぱ戦争をくぐり抜けた人の一言は重いね。


褒め方

このおばあちゃんのいる保育園ではモンテッソーリとアドラー心理学というのを実践していて、アドラー心理学では子供と対等に接するというのが大事な考え方らしい。
印象に残ったのは「いい子」「すごいね」と"評価"しないという話。
「いいね」「すごいね」というのは上から下への"評価"であり、よくないそうだ。


どうよくないかってのは、子供が褒められるのを目的に行動するようになるらしく、

例えば廊下にゴミが落ちてたとき、周りに人がいたら拾って捨てるけど、誰もいなければ褒められないから拾わない。といった具合に行動を決めてしまうみたいだ。

だから褒めるにしても褒め方を気をつけろってこと。


俺の姉はガッツリこういうタイプだったな。第一子だったし、きっと親が何でもかんでも褒めたんだろ。

じゃあどう褒めたらいいか。それはぜひ本を読んでくれ。きっちり具体的に書いてあるからね。


絵本とテレビ

あと読んでて気をつけようと思ったのは、絵本とテレビについて。

絵本については、最近3歳の息子に絵本を読み聞かせする機会が少なくなっている。

普段絵本を読聞かせるのは寝る直前。最近寝かしつけは妻に任せることが多くなってるから、

あまり読み聞かせできてない。子供に絵本を読んであげられるのなんてほんの数年しかないんだから、俺ももっと読んであげようと思う。別に就寝前しか読めない訳じゃないんだし。


テレビについては、明確にこのおばあちゃんは1日合計2時間以内が望ましいと言っている。

これに関しては我が家はオーバー気味。

雨降った休日とか何時間でもドラえもんの映画をリピートしてるからね。


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