「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

国語の授業は寝る時間。作文なんて誰も内容までは見ていない。論文はなんかそれっぽいこと書いてあるサイトを複数見つけ出して文章を継ぎ接ぎすれば完成。
 そんな私が、ライティングで副業を行いたいと考えるようになってから、自分に文章を作成する力が全くないこと。よく考えたら、副業だけでなく、本業でも文章がつたないことで何度もダメ出しを貰っていたことを思い出し、書店で購入。
 難しい本は読めない。頭に入らない。可能な限り手取り足取り、教えて欲しいという事で、書店で一番わかりやすそうで、具体的に何をすれば良いのか書いてありそうな気がする、この本を選定いたしました。

徹底して著者の意見ではなく、100冊の書物で何と書かれていた?をわかりやすくランキング形式で紹介する。

これは、書き方指南の書を100冊まとめて読んだのと同じ効果が得られたと言えるのではないでしょうか。

当然、それぞれの書には我々読者を納得させるために、何故その考え方に至ったのか、を丁寧に書いてくれていることでしょう。
 しかし私のように、課程は良いから、どうすれば上手くなるのか教えてくれ。納得は自分で試してみてからで良い。
というせっかちな読者も居るのではないでしょうか。そんな方には非常に便利な書になり得ると思います。

ランキングから一部抜粋

文章はシンプルに
伝わる文章には「型」がある
とにかく書く、たくさん書く

この書を読んで私の文章は上手になったか。
なっていません。この書を読んで私が理解したのは、上手になるためには練習しろ。練習するに当たって、考え方と、意識する点を理解した上で数をこなせ。
スポーツの練習と全く同じ事を言われました。
どうしたいのかを頭で理解して、上手な人を手本にして、数をこなせ。

みんな最初は文章を上手に書けないんだ。上手だな、魅力的な文章を書くなと思う人は、書いてきた量がそもそも違うんだ。
そう思うと、「今」文章が下手でも「これから」理想の文章を書けるようになるための過程なんだと考えながらたくさん文章を書き続けることが出来ます。

 ぜひ、文章を書く力について思うことのある人は、読んでみていただけらと思います。

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