肺腺がんになった(21:就職相談)
失業認定日でハローワークへ
無職生活3ヶ月目
12月下旬に入院して以来
お仕事はしていない
すっかり専業主婦になった
めちゃくちゃ平和だ
貯金は減るばかりなので
そろそろ仕事を探そうと話すと
家族は まだ休めと言う
遠方に住む母は心配なのか
1年は休みなさいと言う
う〜ん 無理はしたくないけど
さすがに1年は休み過ぎだよね
週3、4とかならどうでしょう?
月に一度の失業認定日
雇用保険を受給するには
ハローワークに指定された日に
失業の認定を受け就職活動を
報告することが必要なのだ
前回説明会に参加したことで
就職活動1回とカウントされ
無事に認定となった
病院でもらった診断書を提出して
離職理由が自己都合から
正当な理由のある自己都合に変更された
支給が2ヶ月も早まるので助かる!
ちなみに正当な〜自己都合になると
国保の保険料の減免手続きが
できるようになるそうなので
近日中に役所に行くことにした
相談窓口でまさかの涙
週4日 時短勤務のパートの求人票と
履歴書・職務経歴書を持って
相談窓口へ向かった
タイトルのイラストは男性だが
相談員さんは同世代の女性だった
「週4日勤務なら通院のことは
履歴書に書かなくていいですよ」
後出しと思われたら嫌だなと思って
一応書いていた箇所を指差す
相談員の方が言うには、誰だって
明日は病気になるかもしれないし
介護をすることになるかもしれない
再発だって可能性があるに過ぎない
入院が決まっているとかでない限り
開示する必要はないとの意見だった
「でも、うまい使い方もあります」
う、うまい 使い方?
「面接で採用を確信した時に言って、
相手の反応を見るんです」
「それで不採用になるのなら
何かあった時、配慮されない職場です」
「雇用主が配慮・調整できるのかどうか
こっちが面接してやるんです」
「心配しなくても、大丈夫ですよと
即答されることが多いと思いますよ」
そこまで強気になれるかわからないけれど
一理あるのかもしれない
入院前、職場に謝りながら仕事するの
本当に疲れちゃったんですよね~と
軽い気持ちで 言い始めたものの
言い切る前に、わたしは泣いていた
本音を言うと涙が出る体質なのだ
時短勤務について
そういう契約なんですけどね
時短勤務って働きづらい
なんか申し訳なさそうに
お先に失礼しますって
言わないといけないし
気を使わないといけない
別にフルタイムの人と同じ給与を
貰っているわけじゃないのに
なんでこんなに肩身が狭いのか?
怠けてベストを尽くさない人は
そもそも論外だけど
育児や介護など不可抗力で
時短勤務している方の中には
フルタイムの方より効率よく
成果を上げる人もいるのに
フルタイムにしわ寄せが!
…とかって言うけど、
不満を時短勤務の方に向けるのは
ちょっと違う気がするんですよね
職場の不満は雇用主へ
時短勤務を募集したのは雇用主だし
その分、給料も少ない契約です
フルタイムの退職者が出て
補充されたのが時短勤務だった
という時、前任が相当ポンコツか
新任が相当優秀な人でない限り
お仕事は増えそうですよね
この場合は胸を張って交渉して
ちゃんと昇給してもらいましょう
そしたら全員ハッピーですよね
責任を引き受けすぎない
仕事全体の調整は職場がすること
短い時間しか働けないのであれば
時間内は一生懸命、誠意をもって
お仕事をすればいいんですよ~
と言われて気持ちが軽くなった
職場の責任を肩代わりするほど
お給料は出ませんもんね
就職相談 行ってよかった
いつもと違う人と話す
新しい発見があっていいなと思った
そんな一日でした
一人で考えていると求人検索の
方向も固定されがち
相談員さんから教えてもらった
公共機関の求人の調べ方も
すごく参考になったので試そう
がんで離職したことの後ろめたさも
話すことで気持ちが落ち着いた
相談員さん沢山お話を聞いていただいて
どうもありがとうございました
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