欠乏感
私はずっと必要とされたかった。
私の居場所が欲しかった。
私は愛されたいといつも願っていた。
私は全力で愛するのに。
それが重いのか、求めすぎてしまうのか。
私はやっぱり普通ではないのか。
愛情も人生のスポットライトにも飢えて飢えてそれが与えられず。
誰にも見向きもされない。
マッチ売りの少女のような、凍えた寂しい気持ちになる。
よくないことは重なるもので、何もかもぐちゃぐちゃになった。
私は疲れた。
いっそのこと今度は恋が叶わなかった人魚姫のように、泡になって消えようか。
私を思う人は、誰もいない。
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